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 オオハクチョウ渡去か?
私が最後に見た怪我のオオハクチョウは加藤島で4/29であった。その後
5/3・4と探しに来たが見付けることは出来なかった。5/3は第2工区
加藤島を中まで入り探したがいなかった。そこで同じ工区の立石も探した
がいなかった。おかしいな?こんな事初めてだった。「もしや、遊水地を離
れたのか?」と頭をよぎったが、明日他の工区も調べてから結論を出そう
と決めた。5/4朝7時から9時半まで2時間半、第2工区は勿論以前居た
ことのある第4工区上池・下池、第3工区の入口の池から東屋のある奥の
池まで全て歩いて確認したがいなかった。

もし遊水地にいなくなったとすれば4/30~5/3の間に渡去したこと
になる。私は上記でもこのまま遊水地で越夏する可能性が高いと書いたば
かりであるが、ものの見事に外れてしまった。故郷のシベリアに向かった
のであろうか?幼鳥ゆえ親の後ろについて日本に来たが、着いてきただ
けなので地図が頭のナビにインプットされているのだろうか?この子から
言えばただひたすら親兄弟に会いたいの一心だけで飛び立ってしまった
様な気がする。とすれば運良く千島や樺太或いはシベリヤに到達できて
もその広大な原野の中で巡り会える可能性は無きに等しい。逆に言えば
その北海道先の道中、良き相手に巡り会い新たな人生?を願うことの方
が妥当であり自然なような気がする。

「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり」(平家物語)にもあるように
人生も鳥の一生も一時も留まることはない。川の流れのようにひたすら
流れ続ける。宇宙がある限り流れ続ける。それが自然というものだ。私
はここで越夏することを願ったがそれは無理なことだった。1羽の鳥が
宇宙の法則に従って大空へ大海へ大地へ飛び立った。これからはこの
鳥が自然の法則に従いつつ何かを掴み獲るだけだ。幸せを掴むことを
願っている。            
                                    5/4記

(お願い)この記事は5/4、2時間半歩いて結論を出したものですが鳥のこと
また地形や諸条件により「見落とし」がある可能性もあります。その際は平に
ご容赦下さい。

サギ塒 2023,5,4 第2工区遊水地(静岡市葵区加藤島)
たいした数ではありませんが朝集まっていました

マガモ群れ 2023,5,4 第2工区遊水地(静岡市葵区立石)
オオハクチョウを探しに他の池に来ました。マガモの群れに遭遇

マガモ群れ 2023,5,4 第2工区遊水地(静岡市葵区立石)
上の拡大 ♀が1羽いました

マガモ群れ 2023,5,4 第2工区遊水地(静岡市葵区立石)
上の拡大

亜種ダイサギ? 2023,5,4 第2工区遊水地(静岡市葵区立石)

亜種ダイサギ? 2023,5,4 第2工区遊水地(静岡市葵区立石)

ケリ 2023,5,4 水田(静岡市葵区柳原)

カルガモ 2023,5,4 第3工区遊水地・巴川(静岡市葵区牛田)

カルガモ 2023,5,4 第3工区遊水地・巴川(静岡市葵区牛田)

ガビチョウ 2023,5,4 第3工区遊水地・巴川(静岡市葵区牛田)
南向きの逆光なので露出を上げたら上げすぎてしまった

ガビチョウ 2023,5,4 第3工区遊水地・巴川(静岡市葵区牛田)

ヤマガラ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)
早いものですね・・。昨年の今頃ここでこの鳥を撮っていたと思ったら、もう1年経って同じ事をしている・・

ヤマガラ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)
1年経ってまた会えた!!これも歳かな?

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)

オオルリ♀ 2023,5,5 小鹿の森公園付近(静岡市駿河区小鹿)
  

 オオハクチョウ再び現る

それドジじゃん!すみません。早や

とちりでした。嬉しい誤算!ハクチ

ョウは「かくれんぼ」がうまい?






いずれも 2023,5,6 第2工区遊水地(静岡市葵区加藤島)
3枚の写真を見て顔に傷のようなものがあることに気がつきました。
この傷のようなものは何でしょうか?この間傷の治療に当たってい
たのでしょうか?(私は夜天敵のヘビに襲われ?闇夜をひたすら
草木の中を逃げまどう最中顔に傷を負ったと想像してみました)

オオハクチョウがいなくなった記事からまだ2日。もう訂正です。今朝第2工
区加藤島に来て、工事は休みなので中に入らせて貰ってオオハクチョウを探し
ましたら、呆気なく見つかりました。北側の鉄塔近くを悠然と泳いでいました。
この1週間どこに隠れていたのか?でもこの池南北300mあり、池の岸は曲
りく
ねって、死角が多い。北側は工事用道路があるので見付けやすいが南半分
道路がないので見付け辛い。土手の上から丹念に探せば見つかったかもしれ
ないが怠った。
渡去の記事を読んだ方の中には、「やっぱり飛んで行ってしまったか」の感
想を持たれた方と、「いやどこかにいるに違いない」と思った方の両方が
おられると思いますが、後者を選んだ方は「読みが深い」ですね。ここにま
だいると言うことは、親兄弟を探しにシベリアまで飛び立つと言うことはあま
りに「無謀」だからです。広いシベリアで探せる訳はありません。むしろ「再
会」を望むならここでじっと待つ方が可能性が高いように思います。私はハ
クチョウはこういう事を考える能力を十分持っていると考えています。です
からここで辛抱強く待っているのだと考えています。


ハクチョウは決して無謀なことをし

ない。熟慮する能力を持っている


2023,5,6撮影・記

亜種チュウダイサギ 2023,5,10 第2工区遊水地(静岡市葵区加藤島)
朝7時オオハクチョウを確認したいと来ましたが、もう作業の方が来ていましたので入るのを止めました

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)
午後は約10日振りに来ました。前回は夏鳥到着直後で、「嬉しい悲鳴」でしたが、10日経ち早相手を見付けたのか?→

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)
→抱卵中か巣ごもり中で余り出はよくありませんでした。前回見ない夏鳥はいませんでした。余り変わり映えしません→

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)
→がご覧下さい

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)



ソウシチョウの一考察
私は学者や研究者ではないので乱暴な書き方になります。
その前にここ丸火自然公園にはいつも2羽のソウシチョウが
水場にきます。来ると水浴びや羽繕いを長くするので撮影枚
数が多くなってしまいます。なかなか綺麗で可愛い鳥ですね。
最近見たあるHPに日本にいるソウシチョウは色々な亜種が
いるらしいと書かれていました。確かに中国から移入された時
色んな地域から来たせいでしょう。その後うるさいとかで放鳥
され
全国に広まりました。その方は嘴や胸(赤銅色)時には指
まで赤いのもいるそうです。オシャレな鳥と言っています。

私が探鳥を始めた十数年前、この鳥は山奥でよく見ました。例
えば富士五湖の北方の山や静岡市安倍川上流安倍峠など標
1300m前後でした。突然聞いたことのない鳴き声で鳴き藪
や樹間を飛び回り、何の鳥だろうと思いました。というと逆に平
地で静岡市麻機遊水地の柳林や磐田市桶ヶ谷沼の北岸の暗
車道で見たこともありました。この頃はかなり「勢力」を広げ
ていた時期ではなかったかと思いますが、最近は逆に余り見ら
れなくなったような気がします。

こういう事情で「特定外来生物」に指定されてしまいました。
しくは知りませんが、この特定・・は、在来種に影響を与え
繁殖を害する恐れがあると言うことで「指定」されるそうです。
でもその後の結果はどうでしょうか?勢いはなくなり数が少なく
なって見る機会も少なくなりました。こういう例は自然界には
多々あります。鳥以外では蝶や昆虫などもそうです。ヤクシマ
ルリシジミ、ナガサキアゲハ最近ではイシガケチョウなど南方
系の蝶が温暖化のせいで北上しつつあります。ではこの勢力
伸張の後はどうなるのか?私は段々在来種と「均衡」して行く
のではないかと推測します。例えば今から60年ほど前クロコ
ノマチョウというヒカゲチョウが凄い勢いで日本を北上したこと
がありました。今はどうでしょうか。殆ど見かけなくなりまし
た。その理由に新たな「天敵」の出現なども考えられなす。

移植された鳥では他にアヒル、コジュケイ、ドバト、ガビチョウ
がいます。これらの鳥は日本で何世代も生まれ、生き、死を繰
りかえししながら、その元が外国から移入されたと言うだけで
日本の鳥と認められず何時までも「継子」扱いです。図鑑や
探鳥会のリストでは「欄外」です。ですから例えば丸火でもガビ
チョウ、ソウシチョウが出ると途端にシャッターを切る音がしな
くなる時があります。その理由は「あの鳥は日本の鳥でない」
ということでしょう。

植物に関して言えば、奈良、平安時代から「漢方薬」として何
百、何千という草や木が中国他から移入されていますが私の
知る限り鳥ほどの「差別」は受けていないように感じます。
また例えが適切でないかも知れませんが、多民族国家のア
リカ合衆国、30年住めば、国籍と同じ「永住権」を得ること
ができます。

アヒルなど人工的に作られた鳥は別にして、一度鳥の「国籍
の認知」について考えてみませんか?正直言って「鳥には
国籍はない」ように私は感じます。あの翼で「国境のない世
界に羽ばたく鳥」なのですから・・。

2023,5,13記

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)
 
ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

ソウシチョウ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)

キビタキ 2023,5,10 丸火自然公園(富士市大淵)
待ってました!大統領。水場から突然上がってきました

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