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反対の軌跡=保存版
キジの生息地を守る緊急アピール

(お断り)このページも含めて私のホームページは私的な趣味のページで「政治・行政批判」は
基本的には好まないし極力してきませんでしたが、キジの生息地が市(県)によって急速に破壊され始めた
ので一時的に「緊急アピール」を掲載させて頂きます。何卒ご理解ご容赦下さる様お願いいたします。
2012、5,17

今日はいやな一日になりそうです。第1工区に来てみたら「あさはた緑地」の工事開始の看板が立っていました。
3年に渡り「キジの生息地を守りたい」一心で「公園化」に微力ではありますがホームページを通して反対してき
ました。工事が開始された以上筆を折らざるを得ませんがその反対の軌跡を保存版として残したいと思います。
今は力のなさを感じ無力感で一杯です。田辺市長初め市会関係者、推進している行政機関を恨み※ます。今の
政治家や行政機関は50年先100年先を読む力は何もないようです。その頃この出来た公園がどうなっているの
か?税金の無駄使いだった事が明らかになるでしょう。その場限りの目先のことだけです。また陰で一部の建設
会社が「仕事が来る」といってほくそ笑んでいることでしょう。この恨みを田辺市長初め決定した市会議員には投票
しないことで恨みを晴らしてゆきます。

※「恨み」とはここで何年にも渡り市や県から草刈りその他で生きる場所や食物を奪われ虐待され続けたキジを初めとす
る多くの物言えぬ生き物、そして公園が出来ればここでの生存を抹殺されるこれらの生き物の「恨み」を指しその者達
に代わって私が代弁しました
2015,9,6 


最初に現場(第1工区)の写真をご覧下さい 2012,5,17
・(一考察)を追加 2012,5,25 

・最近の湿原の写真を追加 2012,6,13 
・第1・3工区の写真を追加 2012,7,2 
・第1工区の写真を追加 2012,8,18 
・サッカー場が甦った! 2012,9,16 
・またまた湿原の草刈られる 2012,9,26 
・再び錆びたゴールが!何と説明してよいやら 2012,10,4 
・キジは「鳥獣」ではないのか? 2012,10,22 
・草刈りにも「理論」があるはずだ 2012,10,23 
・草刈りも最終盤?この調子で頑張って 2012,10,28 
・10/4の『再び錆びたゴールが!何と説明してよいやら』を抹消 2012,12,5 
・もうこれは公務員法違反という”犯罪”である 2013,1,7 
・今日で湿原は完全に丸裸に。県職員はジェノサイドがお好きな様だ。2013,1,9
・同追伸  「まさか」が「本当に」なりそうだ 2013,1,10 
・再追伸 環境省も同罪の可能性 2013、1,12 
・来年当たり本格的工事開始か? 2013,2,8 
・彼等の言う「美しい景観」とは「鳥獣保護区」を「ゴルフ場」に
 することですか? 2013,2,14 
・県職員はハードがあってもソフトがない 2013,4,3 
・夏の遊水地(1) 2013,8,4 
・夏の遊水地(2) 2013,9,2 
・夏の遊水地(3) 2013,9,23 
・夏の遊水地(4) 2013,9,25 
・夏の遊水地(5) 2013,10,10

 
・来年度より工事本格化とか 2013,12,17 
・昨日キジがいた場所が今日は丸裸!2013,12,20 
・先日の草刈りはやはり”どんど焼き”のためだった?! 2013,12,22 
・同・写真を追加 2013,12,23 
・第3工区の案内図撤去される 2014,3,23 
・静岡市は相変わらずの身勝手だ! 2014,7,28 
・静岡市はデタラメだ 2014,8,7 
・何故オニバスだけが・・・ 2014,8,13 
・静岡市職員や市会関係者にまともで良識ある人は
 一人もいないのか? 2014,11,30 
・(証拠写真)「鳥獣保護区」で”どんど焼き”をするほうもするほうだが
 ”許可”したほうも問題だ! 2014,12,20 
・日本人はこういうのを”みっともない”と表現するのでしょう 2015,3,14 
・これも一種の行政による「自然破壊」なのだろう 2015,3,14 
・「看板に偽りあり」・・・・・ 2015,3,14 
・イベントの来訪者には温かく普段の来訪者には冷たい。トイレもない全国一最低な
 文化県静岡県 2015,3,18 
・静岡市の全ての政党もこの「公園化」には賛成のようだ 2015,8,19 
・今度は「ウソ」の看板が! 2015,8,22 
・最終稿 2015,9,6  
・最終コメント 2018,7,14 
・キジの生息は激減した 2018,7,15
これが国鳥キジ♂♀です 写真をTOPページに掲載 2018,7,15


これが国鳥キジ♂♀です



成鳥になるとトサカに黒斑が出ます

よく見てください。キジは「国鳥」の名にふさわしく美しい鳥です。脇、背、尾の下部(下尾筒)に「金」が散りばめられています。

パタパタと音を立てて低空を一直線に飛びます。しかしそう長い距離は飛びません

♀は繁殖のため敵に襲われない様「保護色」になっています


最初に現場(第1工区)の写真をご覧下さい
 
遊水池(こども病院側から撮す)            湿原(麻機側から撮す。左建物こども病院))
刈り取り前。広さは500m四方、約22ヘクタールあります
(5/9撮影)


5/10頃コンバインで刈られ丸裸。100万円ほどかかったでしょう。
キジは西の1/3に追い払われました。
ここにはヒナや卵もあったかもしれないが踏みつけて
行ったのだろう。自然に接するマナーというものを市職員は
知らないのだろう。まるで鬼心だ(小さき弱き者には仏心で
当たらなければならないのに・・・。(ひどいことするよ)
(5/16撮影)
///

今日は何をしているのでしょう。日曜日にもかかわらず
ユンボ2台で土をこねています。「あせり」始めて
いるようです。
ユンボのエンジンの音に驚いているのかキジの鳴き声
すら聞こえてきませんでした。
(5/20撮影)





もし「自然公園」ができれば最終的にはこのようになります
全く形と中身が変わり「自然」とは名ばかりの「人工物」です。
「本当の自然」を知らず「これが自然です」と錯覚されて大きくなった子供達が
「本当の自然」を壊す様にならなければよいがと祈るばかりです。

アピール文全文
 まだ間に合うのか?それとももう遅いのか?  危うし「キジ権」! こども病院西の遊水池 と湿原(第1工区)
の「自然公園化」でこ この生息する「キジ」約25 羽は住めなく なってどこに行くのか? 市長はキジがいな く
なったら悲しくないのか?辛くないのか? 寂しくないのか?それとも何も 感じないの か? 今のキジや自然を
失うということは、 「尾瀬」の自然や池塘を失うことと同じで はないのか?
次の写真は私が撮影した写真 の一部です。(4〜5月)

雄です。お面のように顔が真っ赤です

雌です。茶で地味です

背中です。色合いが綺麗

鳴いた後時々羽ばたきます

私は今年1月から野鳥観察を始めた一老人で、 偶々この湿原でチドリ科のケリを見付た際キ ジ の「ケーン
ケーン」という鳴き声を聞 きそれから頻繁に観察に訪れ、つがいを含め て100 枚ほどの写真を撮りました。
縄張 りから推測して雄5羽雌20羽計25羽前後 のキジがここに いることが判明しました。 市街地から数キロの
ところにキジが沢山い るなんて全国広しといえ どもざらにはない でしょう。 「国鳥」であるキジを見てその 美しさ
に感動しました。皆さんにも是非見 て頂きたいです。 その後この湿原に静岡市 が「自然公園」をつくる計画が
進んでいる ことを知りました。平成1 4年から計画が 始まったそうですが、現在市議会の委員会 で審議され、
また加盟団体26団体 が協議 会に組織され、さらに地域住民や子供を含 めたプラン作りなどが毎月1回のペ
ースで 行 われています。担当は「緑地政策課」 です。 その資料を市から頂いてビックリ しました。南北500m
東西500mの約 22ヘクタールの 内17ヘクタールを公園 化するようですが、願わくばキジの生息地と 行動範
囲が計画とダブら ないことを祈りま したが完全にダブっていることが分かりま した。今の湿原を全面的に改造
し 今キジが 住んでいる湿原は全く形と中身がが変わっ てしまいます。キジは一日中この湿原の草 地を身を屈
めながら歩き回ります。資料を 見ますと皆さんの夢はいいのですが私には 「自然」 と名の付いた「絵空言」「ミニ
ディズニーランド」のように思えてなりま せん。「ことばあそ び」の様に見えてしか たありません。「壊して再生さ
せた自然」 は「自然」ではありません。 「自然」の 名を付けるべきではありません。一方私は 自然「まるごと楽し
み派」です。今の状 態 すらもっと以前に比べれば大分形が変わり 20〜30年の歳月をかけて自然が戻り 「再
生」 されたのにこれをもう一度「壊し」 「再生」するという市や住民の皆さんの考 えが「愚かな」 私にはどうしても
理解で きません。 資料には動物、植物、昆虫、 魚類、鳥類など生息する種が記載され、 「キジ」も名前は載っ
て いますがその 生息数や行動形態は載っていません。現在 参加されている皆さんは「キジ」がい ることは承知
とは思いますが実際に見た ことはありますか?見ていないしキジの いることもほ とんど知らないのでこう いうプ
ランができてしまうでしょう。責 める気持ちはありません。私 だって野 鳥観察の趣味がなければこのプランに賛
成したに違いありません。知らないとい うこ とは「恐ろしい」ことです。また 確かにここ以外にも第2〜4工区にも
キ ジはいます。ただそ の環境をつぶさに 比較すると「キジ」の鳴き声だけではな くその「姿」を見たいという「ウォ
ッチ ャー」にとってかなりの確率で見れるの はここだけです。ここは湿原がやや乾燥 し生えて いる草も背が低く
「切れ目」 があるからです。「草原」の鳥といわれ るキジに適しています。 キジもそのこ とをよく知っているのでし
ょう。またキ ジは羽があるのでここに住めなければ 「 死ぬわけではなく」他に行くのでい いのではと言う意見にも
組みしません。 ということで私はここの自然公園化に 「全面的」に「反対」です。愚かな私 ですから「キジ」 の「一点
」からしか 考えておりませんが「折衷案」はない と思います。他のどこがいいかは分 かりませんが(強いて言えば
最も広い 第3工区に)計画地を変更して欲しい と思います。もの 言わぬキジですから 不可能とは思いますがキ
ジも「協議会 の加盟団体の一員」に加えてくださ い。また建設業者の方に望みますが 「自然」の名の下に「一儲
け」しよう とすることはないと は思いますが絶対 に止めてください。最近釣り人から聞い た話で今工事中の第4
工区ではダイ オキシン除去の「浄化工事」で浚渫し 池の底を大量のセメントを蒔いて固め たため セメントの 灰
汁でしょう、 池が真っ白になるほど魚が死にボート で掬ったそうです。自然再生のための 自 然大量「ジェノサイ
ド」ですね。 ここがこんなことにならなければよい が・・。
なおキジの写真を見たい方 は私の拙いホームページ「巨樹の旅」 (http://kyoju-no-tabi.net の中の 「野鳥のル
バム」をご笑覧下さい) 今色々な点で「市役所の壁」が厚く 「ベルリンの壁」の様に感じてなり ません。私は愚か
な一 老人です。 でも静岡市に「バカ」が一人位いてもよいでしょう。江戸時代の初期に 描かれたス ペインのまる
で「ドンキ ホーテ」の心境です。キジのことを 思うと今夜もまた眠れない・ 最後に 私が反対を表明した直後(5/
10頃 )市はまだ予算化されていないはずな のにこの湿 原の2/3を突如草刈り をしてキジを追い出してしまい
ました。 反対が起こらない様「もうこ こには キジはいない」と言い張る為の既成事 実を作ったと思われます。
市役所は本 当に恐ろし い。 
抗議先→静岡市役所「緑地政策課」
ペンネーム「キジ好きのドンキホーテ」より 
   
2012,5作成



(一考察)「自然公園」ができた後の末路はこうなるのか?
最初にお断りしますがこの項は多分この「公園」を造った静岡県の行政を批判するものでは無いと言うことです。
第一工区の「自然公園」化を知ってから微力ながら個人として反対を表明していますが、単なる反対ではなく
こども病院東の広大な第三工区への計画変更を求めています。
この第三工区へもここ3回ほど野鳥や野草の観察に来て驚きました。(5/24)。第三工区の一番北と西より
のところ3箇所に大きな案内看板があり、驚くことにここにも「自然公園」とは呼ばなくても「公園」があることです。
先ずはその案内看板をご覧下さい。

立派な木枠に囲まれた1坪大の看板です。
古さからして今から20年位前に造られたのかもしれません。
3番目に見付けた看板は近寄ると危ないのか保安柵とロープで囲まれていました。↓

この看板を見ると真ん中に大きな遊水池があり北には多目的グランドやテニスコート、
西には出逢いの広場、憩の広場、自由広場、こどもの広場が図には示されています。
更に私が撮った写真をご覧下さい。

多目的グランドの北の場所です。背の低い草が一面に生え今は全く
と言ってよいほど使われていないようです。サッカーのゴールが置い
てなければ唯の広場としか思えません。テニスコート4面は雑草で形
すら確認できません。

ここは図で見ると一番大きな遊水池があった方向です。後ろの白い
建物は清掃焼却工場です。遊水池も図よりかなり小さくなり形も全く
変わっています。

ここは図で言えばこども広場、憩の広場、自由広場があった場所で
す。
全くあったことすら想像できないアシやヨシなど水草が茂る草地で
す。それとも私は”狐につままれて”いるのでしょうか?
人生において20年は長い様に感じますが、自然にとっては短いの
ではないか思います。たった1年でも”放置”すれば雑草が生えこび
り木が生え数年の後には全くの藪になってしまいます。
自然の復元力は凄い。でも一度壊して再生した自然は”本当の自
然”ではありません。ここも例外ではありません。

図にあるようにできたころの施設はどんな姿だったのでしょうか?

この遊水地は今では少数の野鳥や草花の観察者、またタナゴなどの釣り人が訪れる場所です。
市民の殆どの人はあることは知っていても訪れることは滅多にないのかもしれません。
私も野鳥や草花の観察の趣味がなければ来なかったと思います。
20年前県がここに「自然公園らしい」施設を造った目的や経過は全く知りませんが、当時何億円かのお金を
掛けたものの数年で”放置”されたのかもしれません。同時に草が生えこびり施設が草に埋まっていったのでしょう。
まるで”古代遺跡”のように。
私は第一工区の計画を第三工区への変更を求めていますが、元々この第三工区に「自然公園らしい」
施設があったことなど全く知りませんでした。
そこで私が思うにはこれは”逆に好都合”ではないかと思われます。察するに県はここにお金を掛けて
これ以上の改造を考えていなく”現状を放置ないし維持”するのではないかと。とすれば県からこの「公園」の管理を
譲り受けて今計画の「自然公園」への改造を行えばお金も少しは安くつくし”一石二鳥”と言うことに
なるのではないかと言うことです。また今計画に参加している市民が第三工区にこのような場所が
あることを知らされているのか知らされていないのか、いずれにしても”麻機沼”に2つの「公園」は必要ないでしょう。
それともう1つ危惧があります。(杞憂でなければよいが)。
というのは第一工区に計画通り「自然公園」ができた場合のことです。これだけの広さのところから
雑草や風水害から施設を守ろうとすると、草刈りその他毎年膨大な草刈りや維持の費用がかかると思います。
そうなるとその費用を捻出するため人を常駐させ入園料を取ると言うことになっていくのでしょう。
(計画でどうなっているのかわからないが)
安くあげようとすればゴルフ場のように農薬や除草剤をまいてということにもなりかねません。
もし人を常駐させず無料にすれば第三工区の様に草が生えこびり同じ運命を辿る可能性が高いと思われます。
もう一つ日本人の性格を考えれば、すなわち”熱し易く冷め易い”。これは参考になるか分かりませんが
学友が東京のど真ん中に「自然公園」を造ることに携わりました。アメリカでは大学などが研究を兼ねて
「自然公園」をつくり無料で市民に開放しているケースいくつかあるようです。しかし日本人はディズニーランドで
遊ぶことは慣れていてもこのようなところで遊ぶことに慣れていません。
最初の1・2年は”繁盛”しても”尻すぼみ”となるかもしれません。その後も税金を投入し続けるのですか?
東京のど真ん中の施設も不況や行政改革で閉鎖の憂き目にあったようです。
行政改革からいっても流れに反している様に思います。こんなことを言うのは躊躇しますが
”失敗”する可能性が大きいと思います。

(2012,5,25記)

写真を追加
今日来てまた驚きました。以前掲載したサッカー場のある広場の草が最近刈られてました。
私が草ぼうぼうと書いたからなのでしょうか?それとも県職員が近くここでサッカー大会でも
開くのでしょうか?しかしゴールの所は相変わらず草ぼうぼうで、真ん中辺は昨日の雨で
水たまりができていました。こんな所でサッカーやる人いるのでしょうか?

この草刈りだけでもコンバインを使って何十万円か掛かったのでしょうから、もし競技が
行われないとすれば全く無駄なことをしていると言えるでしょう。予算の消化か、それとも
「仕事を全くしていない」と批判されるのを恐れてこのような無駄なことを敢えてやるのでしょうか?
ずっと昔「日本の官僚(役人?)は世界でも”優秀だ”」と聞いた覚えがありますが、何を指して
優秀といったのか全く理解できません。このような職員をかかえている県知事も大変ですし、
県民も将来に希望が持てなくなりますね。

私はこの地の行政について批判はしたくないと以前書きましたが、それはこの地をこれ
以上余り手を加えないという条件であって、このような無駄なことを行えば言うことにします。
”放置するなら放置する”そうでなければもっとお金を掛けて”本当に市民が利用できる様な
施設にする”どちらかにして欲しいです。どうでもいいような”体裁”や”見せかけの”仕事は
納税者としてはやめてほしいです。
       
ここに「自然公園のような」施設があることは大きな看板で知りましたが、私が不思議に思うのは
その看板が道路から50m程中にあり、入口もよく分からず(黄色いポールの所からはいる)、
車で運転しているとぼうぼうの草に隠れて全くというほど気が付きません。

もし本当に市民や県民に利用して欲しいと思うなら(またそのような”自信”があるなら)
こんな奥ではなく道路に面して運転中でも分かるところに付けるべきではないでしょうか。
私が思うに、20〜30年前ここに「公園」を造った当時と”状態”が著しく違ってしまった現在
看板を取るか、看板の中身を現状の通りに”造り直す”べきではないでしょうか。
すなおに現状を認めて書き直すのが穏当と思われます(現状では看板に”偽り”ありです)。
誰も”行政の怠慢”(私も正直怠慢と思っておりません)を批判はしないでしょう。

これは私の独断(主張)ですが、県がここをこれ以上お金を掛けて手を加えないとすれば
(遊水池として立派な役割は果たしています)、サッカー場の無駄な草刈りなどせず唯一今後
やる”仕事”として第1工区に市が「自然公園」を造る計画に対し、胸襟を開いて第3工区に造る様
”説得”すべきことではないでしょうか。もし可能ならばあなた方の先輩が20〜30年前造った
「自然公園」の夢が再び実現することにもなります。そもそも麻機沼に2つの「自然公園」は”必要ない”
のが私の主張ですし、市民も”納得”する道理でしょう。


(2012,7,2記)



最近の模様の写真を追加
 
最近の湿原の状況。草が1/2程度に伸びてきた                             2匹の雄が鉢合わせ。睨めっこの後喧嘩もせず別れた

5/10頃非情とも言える草刈りによってキジの生息地が消滅するのではないかと心配しました。
その後も1週間に1度のペースで観察に来ていますが、この1カ月の間キジの鳴き声は
相変わらず聞こえましたが姿は見えないかチラッと見る程度で撮影はできませんでした。
身を隠す草が背が低くなったため警戒心が高まったためと思われます。
今日は右上の写真の様に1カ月振りに撮影できました。それも2匹です。刈られた部分に
少しずつ戻ってきたと思われます。それは刈った直後の写真と比較すればわかりますが
草が以前の半分位の丈に伸びてきています。
このまま伸びて以前の様な姿をずっと見れればと念願するばかりですが計画の進捗と変更の
可能性はどうなったのでしょうか?これは計画前にやるべきなのではと思いますが現在
来年3月まで2箇所の水路で「水量調査」が行われています。
(2012,6,13撮影)



再び写真を追加
今日来てみたら一番南西のところに新しくこの看板が立っていました。1週間前にはなかったです。
この看板の”意図”するところは何でしょう。この場所は来れば分かると思いますが「ライギョのルアー
釣り」の人が多いところです。今日も5人ほどの若者がルアーをしていました。

ルアーの禁止でないことでホッとしますが、その人達をヒョットしてその”可能性”があると見てのことで
しょう。ライギョも相当昔食用か何か知らないが中国から入ってきた「外部からの生物」ですね。
「持ち込み禁止」に私は敢えて反対はしませんが、一つ言いたいことはここに「自然公園」ができれば
、この付近は「オニバス」の自然観察園になるはずです。とすると確か「オニバス」はアマゾンかどこか
の外来品種ですね。魚は悪くて植物はいいのですか?それとも「オニバス」は綺麗だからいいのです
か?私が言いたいことというのはこういうことです。

それとオニバスの生える「自然公園」をここに造るとなれば、設計図によれば今の遊水池の全面改造
が伴います。するとここで禁止されている「オオクチバスやブルーギル」などが仮に持ち込まれても生
きては行けないでしょう。また植物の「オオキンケイギク」は静岡県や全国のどこでも野生化して広まっ
ています。仮にここに持ち込まなくてもこの周りに広まるのは時間の問題でしょう。

私が憂慮するのはこういう”整合性のない”考えです。自分たち(行政)がやろうとすることはこの看板
の”中身そのもの”でもそれは”正しい”、しかし市民のやることは”まずい”と言うことになってしまいま
す。看板の中身は一見正しい様に見えますが、どうも”先”を考えると”納得”できません。「外来品種」
の勉強をもっとする必要があるでしょう。「緑地政策課」さん!「オニバス」をどうしても植えるなら日本の
「自然」にはなかったものなので「”自然”公園」と付けるのは止めて欲しいです。「自然」の冒涜です。
静岡市は”法人”にあたるので”一億円以下の罰金”を払うのですか?それとも”植栽”は”放つ”では
ないので”対象外”ですか?ムムム・・・???。
この写真を何故載せたか分かりますか?
第1工区の全ての遊水池は夏になるとこのように一面の水草
に表面が覆われます。だから水鳥も余りいません。水草に隠
れたり絡まったりしてエサが余り捕れないのでしょう。
第3工区、第4工区の遊水池は水草もなく面々と水をたたえ
ています。これは多分第1工区は湧き水や流水が少ない、底
が浅い為と思われます。

これは杞憂だとは思いますが、「自然公園」を造る際、工法
や工事、予算などに大きく影響してくるものと思われます。
今行われている「流量調査」の結果がどうなるのでしょうか?
余り水が多ければ「排水」しなければなりませんし、少なけれ
ば「引水」しなければなりません。造る前後もこの「水の問題」
に相当苦しめられることになるのでは・・・。と懸念されます。
何せ”沼”なのですから。水草を生えない様にするだけでも大
変です。







(2012,7,2記)



更に写真を追加

オニバスの葉 見た中で最大は径1.5Mほど、表面に皺が。その上は小葉で
葉の上に深い皺の様なものが一面に付いている。大きいものは2Mになるという

この遊水池の水草(ホテイアオイと思われる)は前回の写真より一層ひどくなり
一面を覆おう。ホテイアオイを押しのける様にオニバスが葉を広げる
このホテイアオイも熱帯アメリカ原産で全国に拡がり問題化(明治に観賞用で輸入)
 
2箇所にこの看板が立っていた                                           看板の周りの道(幅2.5M)は雑草で道があるかないか
※8/26来たらこの看板の1枚が誰かに剥がされていた                            分からないほどだ 
 

看板の写真をかなり拡大
綺麗な花で咲けば私も見てみたい

8/21、PM4撮影
開花時間は10時−2時、あとは閉じてしまう
花茎は浮葉の間から”塔”の様に10pほど立上がる

ここの項は私の謝りのページです。
前回来てから2〜3度看板付近を覗きましたがこの看板には気が付きませんでした。前回の看板より奥の雑草で目立たないところに立っていました。
この間1カ月ほどの間に設置されたのでしょう。正直言って「オニバス」という花があることは全く知りませんでした。どうも「オオオニバス」という花と
勘違いしたようです。私の全くの勉強不足で申し訳ありませんでした。お詫びいたします。弁解をするわけではありませんが、私は植物学者でも
研究者でもありません。自然が好きな1観察者に過ぎません。従って知識も少ないし、図鑑も揃ってはいません。私の持っている図鑑には当然
ながら載っていません。遊水池は一層水草が覆い、前回覗いた時もこんな花が生えている様な気はしませんでした。その後生えたのか種子を持って
いて植えたのでしょうか?看板によればこれは懐かしいのですが、小学校の頃「ぬまのばあさん」によく釣りに来たものですが(「ぬまのばあさん」も最近
では知る人も少なく死語になっているかもしれませんが、確か流通団地の北側の山沿いのこんもりした森に社があったのではないかと記憶しています)、
その”伝説”に出てくる花と説明されています。葉や花茎に「オニ」の名のごとく一面に棘があります。来た時は花は全く咲いていませんでした。9月
上旬までとあるのでこれから蕾が出て咲くのかもしれません。何百年も沼に埋もれていて2年前偶然見つかったらしいのですが”絶滅危惧種”となって
いるようです。看板にもある様に大切に守ってゆくことは当然のことでしょう。唯残念なのは「守ってゆきましょう」と書きながらそこへの道はヘビが出そうな
雑草だらけでとても”見てください”といえる様な環境ではありません。とても大切にされているとは思えません。

まただからといってここに「自然公園」を造る「正当性」や「大義名分」ができたと言うことにはなりません。「オニバス」を見るために血税の数億円、十数億円
を掛けてよいわけがありません。「オニバス」は日本の自然に”あった”ものとしても計画図からいえば自然とは名ばかりの全くの”人工物”で、公園化する時にも
多くの「外来種」を植えるのでしょう。現に今ある雑草でさえ”半分”は外来種です。私は今夏信州小諸の湯の丸高原「池の平湿原」に高山植物を見に行ってき
ましたがその保護の仕方は湿原に「木道」を付ける、コマクサの生えているところは「フェンス」で囲む駐車料金やシャトルバスの料金の1割を環境保護に当てる
程度のことです。「自然を守る」とはこういうことをいうのでしょう。「改造」や「再生」とは全く無縁の考えです。「改造」「再生」と「自然」とは全く両極です。

前回の項は「オニバス」は全くの私の間違いで「全文削除」すべきかもしれませんが、「オニバス」以外は間違いはないと思います。「自責の念」を含めて
そのまま掲載します。勝手な解釈かもしれませんが「前項」の結果この看板を立てたのかもしれません。もしそうだとすれば意味があったと思われます。
これからもお互い「切磋琢磨」してゆきましょう「緑地政策課」さん!
(2012,8,18記)

「補」
この看板を見るまで「オニバス」に付いては全く知りませんでしたが、その後「広辞苑」と
時々読む「しずおか自然史」に詳しい記載がありましたので補足させて頂きます。

「広辞苑」
スイレン科の一年生水草。わが国の池沼に生え、全体にとげをもつ。
葉は水面に浮び皺があり、裏面は赤色または紫色で、大きなものは
直径二〜三メートルに達する。夏、とげの多い花柄を出して紫色花を開
き、液果を結ぶ。地下茎は食用、種子は生薬名をけん※実(ケンジツ)と
いい、強壮剤とする。
イバラバス。ミズブキ。
※草冠に欠ける

「しずおか自然史」
P144〜145 静岡新聞社2010刊
「要約」 インドからアジア東部にかけて分布し、日本では宮城県以南の本州、四国、九州に見られる。県内の自生地は
20ヶ所ほど知られていたが、埋め立てや水質汚濁によって減少し、また魚釣りの邪魔になるなどとして人為的に除去され、
現在は4ヶ所ほどになってしまった。掛川市の中新井池のオニバスは県の天然記念物に指定されている。当初は沢山見ら
れたがその後浮葉が見られなくもしたが改修工事の結果元の様に復活してきている。他では藤枝市の蓮華寺池や静岡
市の麻機遊水地で栽培されている。
花は水面上の開放花と水中の閉鎖花がある。開放花は直径4pほどで、8月下旬から9月上旬の午前10時から午後2時頃
まで3日間咲く。閉鎖花は6月下旬から水中で咲き自家受粉で結実する。種子は水を含んで膨らみ水に浮かんで分布を
広げる。オニバスの増殖は容易で種子を乾燥しない様に水中で保存し越冬させれば翌年水鉢でも開花させることができる。
種子は採取した翌年よりも2年目の方が発芽率がたかく、また数十年の寿命があるので長年見られなかった池に突然出現
することもある。浮葉が見られなくても絶滅したとは限らないので自生した池はそのまま残しておきたい。

以下は私の空想です
看板にある様に数珠や飢饉の時の食料の用途です。私が注目するのは「広辞苑」にあるけつ実という強壮剤のことです。
昔の人がどれほど”強壮剤”を利用していたかは分かりませんが、察するにオニバスは元々南方系の植物であったものが
(学者ではないので断定はできませんが自生と言うより古い時代に中国辺りから種が輸入された可能性も考えられます)、
この”強壮剤”を採るために全国に広まり栽培された?と途方もないことを考えてしまいました。皆様はいかが考えますか?

(2012,8,21記)



サッカー場が甦った!
前回「錆びて草ぼうぼうのゴールの所でサッカーやる人いるのでしょうか?」と辛口の批評をしましたが
近くまで来たのでどうなっているのかとよってみました。流通団地から麻機川を渡り100mほど入ると
今までなかったが車が沢山止まっていました。「今日は何だろう?」といぶかし気に考えると「まさか」
と言う様な風景が眼前にありました。
なんと「あり得ない」と思っていたサッカーの試合が行われているではありませんか。「これはどうしたことか?」
とよく見ますと、ゴールのポールは白く塗り替えられていますし、入口近くには簡易トイレがありその横には
よくは分かりませんが建物があって脱衣所でしょうか?いずれにしても少しお金を掛けて最低サッカー試合
ができる施設に改変したようです。
思うに役所が自ら考えて改変をしたのか、私のHPを見てあるいは誰かに言われて改変したのか?いずれにせよ
これは大変よいことだと評価できます。私の評価は「いいことはいい、悪いことは悪い」と単純です。草刈りだけ
ではお金をドブに捨てる様なものでした。それが僅か50万円か100万円を掛ければこのように試合ができる
競技場に変身できます。税金を有効に使うとはこういうことを言うのでしょう。納税者も納得する論理です。
全くの推測ですが10年以上放置されていたサッカー場が「甦った」様です。行政も市民や県民の目線や使う
立場に立てばまだまだやることは多いでしょう。願わくば言われる前に自らよく見、考えて市民・県民のための
行政を行ってくれる様願います。

そういえば今日ここに来る途中第1工区から第3工区にかけての巴川の周りが草を刈られていました。よくは
分かりませんが巴川の周りの草刈りが行われているのは余り見たことはありません。(毎年行われていた
のかもしれませんが)。巴川だって二級河川ですし、数少ないコンクリートに固められていない護岸です。
それは察するに「自然」が保たれていると言うことです。私も55年ほど前丁度この付近で魚釣りをした懐か
しい場所です。早速釣りをしている人を見かけました。草ぼうぼうでは釣りもできませんしね。「昔を振り返る
ことが多くなる年寄り」にとって時代の流れとは言え「昔と変わらぬ場所」を1ヶ所でも2ヶ所でも残して置いて
欲しいものです。

2012,9,16撮影



またまた湿原の草刈られる 

多額の予算を掛け「何の目的」で草を刈ったのかそれも年2回全く不明だ。愚かなことよ。北西隅より撮影。(後ろの建物はこども病院)
県の職員はキジを「ニワトリ」位に思っているのでしょうか?

堤防の草刈りは賛成ですが湿原の草刈りは全く
無駄ですし、キジも住めなくなりますので止めて欲
しいです

草地は右(西)の方に僅かに残されただけになりました
先日サッカー場が甦り、巴川の周りの藪が刈られて「いいことだ」と評価したばかりでしたが
今日訪れてその評価とは裏腹に「地獄の様な」風景が目の前にありました。
5月キジがここに多数いることを見付けた直後湿原の2/3が突如刈られそのキジの生息地が
奪われました。それから順調に草が伸びキジの生息が再びできる環境に戻りましたが6/13に2
羽の雄を確認以来キジも子育てや暑さ対策?などでかここでの鳴き声や姿は見えなくなりました。
キジのことを全て知っているわけではありませんがこの草地のどこかにいるのではないかと推察し
ておりました(あるいはもう少し涼しい山の方に一時移動しているのかもしれません)。
今回は前回よりひどく湿原の殆どが刈り払われています。この「意味」はなんでしょうか?この湿原は
人が全く入り込まない場所です。なのに200〜300万円の予算を掛けて刈りました。近所から「苦情」
でもきたのでしょうか?(近所には病院以外人は住んでいません)。それと他のことで市民や県民が
草刈り等要望してもなかなかやろうとしないのに、頼みもしないでこういうことには湯水のごとく予算を
使います。こういうお金があるなら第4工区の水の森公園の周りの草を先ず刈ったらどうか!
ひょっとして法案が議会を通過して工事の準備として草刈りを行ったのではと、市議会事務局に確認
しましたところ委員会審議も議会での審議も今までに行われたことはなく法案も議決されていないとの
ことでした(5月に「自然公園」の資料をもらった時確か緑地政策課の担当者は委員会審議が行われ
ていると言った様に記憶していますがこれもウソだったのでしょうか?) では月1度子供達を集めての
プランずくりはまだ行われているのでしょうか?こんなことはないと思いますが、議会や委員会で「審議
は尽くした」として1週間か2週間の審議でパッと決めてしまうのでしょうか?私から言わせてもらえば
これだけ重要な法案は市民に選挙で選ばれた議員により1年や2年の審議を掛けてやってもらい
たいものです。
審議もしていないとすれば前回の草刈りも今回の草刈りも市ではなく県がやっているのでしょうか?県
がやっているとすれば、県はここに生息するキジを「どのように守ろうとする」のでしょうか?そのプラン
もないままここの草刈りをしてよいはずはありません。どうしてもやるというなら、私は第3工区の「自然公
園」で多額の税金を浪費し古代遺跡の様に公園を荒廃させた責任を先ずとった上ですべきでしょう。
何の責任も取らず、また新しいところに「自然公園」を造って税金を浪費しかつ貴重な「キジの生息地」
を奪うことは決して許されないでしょう。無駄に税金を浪費しその尻ぬぐいを県民にさせ責任を取らな
いうことは許されるわけがありません。ここまでやるなら私も言わせてもらいます。これが日本の一番の
問題です。
これから寒さが増し草も伸びるどころか枯れてゆく季節に「今回の草刈り」はキジの生息にとって大きな
「ダメージ」になるに違いはありません。まだ除草の工期があるということは第1工区の全ての草を丸裸にし
キジを完全に追い払おうとするのでしょうか?懸念されます。

抗議先→静岡県土木事務所河川改良課 tel054−286−9364

2012,9,26撮影



キジは「鳥獣」ではないのか? 
このページは皮肉っぽく書きます。この看板があるのは1週間ほど前に見付けました(一番北の西外れで
す)がその時は深く考えことができませんでした。しかし今は「矛盾だらけ」と思います。
「鳥獣保護区」の看板は同じ静岡県の中部農林事務所のようです。農林事務所ってこういう仕事もしてい
るのですね。初めて知りました。

看板の裏を見て驚きました。何と今年許可を取って付けたようです。この遊水地ができて何年経ったかは
知りませんが、(多分30年くらいのようです)、同じような状態が続いていたにもかかわらず「今年」です。こ
の看板の設置の趣旨は知りませんが、日本語の意味から当然ここに住む「鳥」や「獣」を保護すると言うこ
とでしょう。「鳥」の中には当然「キジ」も入っていますよね。とすると付けた課のひとはここに「キジ」がいるこ
とを知っていたのでしょうか?それとも知らなかったのでしょうか?知っていたとしたらここに「自然公園」が
できれば「キジ」が住めなくなると言うことを考え、想像することすらできなかったのでしょうか?考えられた
なら静岡市が進めている「自然公園」の計画に何故反対をしないのでしょうか?それとも静岡市の計画を
知らなかったのでしょうか?最近気が付いたのですがここの「自然公園」化は静岡市と県が一体になって
進めていると言うことです。ですから同じ県の役所が知らなかったと済まされるわけはないでしょう。また「保
護」の解釈ですが(法的あるいは条文は知りませんが)、「鳥獣」を捕獲しないあるいは住める環境を保持し
住めなくなる様な構築物等を造らないと言うことでしょう。とするとこの遊水地の全面改造が伴う「自然公園」
は当然ながら「保護」の真っ向からの挑戦に当たります。そうですよね!湿原の草刈りですら「保護」に反
する行為と見なされてもしかたありません。なぜ「保護」に反する「草刈り」に反対しないのですか?「自然
保護」の要諦は全国どこでも「現状」を守ると言うことです。(尾瀬など)。勉強をして調べれば分かることで
す。難しい公務員試験を通った県の職員ならこういうことは当然分かることです。それとも仲間内なので知
っていて知らぬ振りをするのですか?こうなると開いた口が塞がりません。市民をバカにするのもいい加減
にしろ!と言いたくなってしまいます。またキジがいるのを知らなかったのならこれも勉強不足の誹りは免れ
ません。「鳥獣保護区」で違反すれば刑罰、科料の対象になるはずです。それだけの権限をもった課なら
ただ「何気なし」に看板を付けたではないとは思います。看板を付けたその「積極的な」「善意の」「前向き
な」趣旨を貫き通してほしいのですが・・・・。
静岡県知事も大変ですね。県土木事務所も中部農林事務所も両方とも自身が代表者のようです。とすると
片方は開発、片方は保護、二律背反で体が右と左に真二つに割れてしまいます。最終的にどのように決断
をされるのでしょうか?

それとここの将来です。もし計画通り「自然公園」ができれば今まで住んでいた全ての「鳥獣」は「保護区」の
看板とは裏腹にいなくなってしまいます。その時にこの「保護区」の看板はどうするのですか?密かに外すの
ですか?それとも開き直ってずっと付け続けるのでしょうか?見物です。それとも工事が始まる直前に外すの
ですか?私の知る限り「保護区」とは1〜2年の短い期間を指すのではなく「永遠の」あるいは「恒久的な」
課題であるはずなのですが・・・。

2012,10,22撮影・記


草刈りにも「理論」があるはずだ

まずは写真を見てください

第3工区 サッカー場北の細い道路                   同                               流通センター西麻機川・静岡ヘリポート付近
午前3人で草刈りをしていました                 夕方通りましたら全て綺麗に刈られていました      川が細くなっていますが周りは全て綺麗になっています

第3工区・こども病院東の広い道路                  同                                第3工区・サッカー場
それなりに交通量は多い。「花粉症」の原因とされるセイタカアワダチソウの「黄」が目立つ。後回しか?        サッカーもやらないのにまた草刈りが

第3工区・サッカー場                        第3工区・サッカー場西入口
同                                  ここが刈られるのはいいでしょう
何度か来てみて「これはよくやっている」と思うところも多いですが、「疑問符」のところや「税金の無駄使い」と
思うところや「絶対刈って欲しくない」ところなど色々あります。私なりにまとめてみました。ともうしますのは第1
工区から第4工区までの広い地域を草刈りで美化するとなると年に2〜3度、数億円の費用がかかっているは
ずで、その原資の「税金」にも当然限りがあるはずです。そうすると「優先順位」を付けなければできないでしょ
う。県は当然「優先順位」を付けてやっているでしょうが「私の感じ」とは少々違っています。

私が考える優先順位
1.人や車の往来の多い車道の周辺
2.散歩や釣りに訪れる人の多い河川の土手や堤防、池周辺
3.遊歩道の周り(広くは刈らない)
4.公園及び公園の周辺
以上ができればほぼ95点だ

※後回しになっているのかもしれませんがこども病院東の道路周辺が刈られていない
 のは全く不可解だ。「花粉症の原因」の1つとされるセイタカアワダチソウの大群生地
 はまだそのままになっている
※例えば第1工区・「オニバス」栽培地の周辺が歩けないのも疑問だ。「大切にしまし
 ょう」の看板が空しく見える(もう花期は終わってしまったが・・・)
※もう刈られたのかもしれないが「池の森公園」周辺の藪
※前の写真の「鳥獣保護区」の看板近くの巴川周辺で、湿原は綺麗に刈られている
 にもかかわらず砂利の車道の100m位が刈られていない「チグハグさ」
 近所の人の話では湿原を刈る業者と土手を刈る業者が違うのでこのようになるとか

刈るべきではないところ
1.「キジや野鳥のすみか」となっている湿原(絶対刈って欲しくないとこ
  ろ)
2.利用もされないのに刈られる施設

※「鳥獣保護区」でもある。草があるということは天敵からも身を隠せる。また草地で巣を
 作り子育てをする。この位の「生物」と「理科」の知識は子供でも知っていることだ。人
 間も社会で生きてゆくことは厳しいが、小さな小鳥にとっては「自然」はもっと厳しいし
 命に関わると言うことを学べば「守れる」はずだ。
※何度も書いたが第3工区サッカー場。税金をドブに捨てる様だ。サッカーをやらない
 のならもう錆びたゴールは取るべきだ。みっともない。
※近くの田畑に虫が飛ぶとの意見もある様だが、私には取って付けた様な話に聞こえ
 る。稲刈りも済んだ10月に刈られることがその証だ。虫対策ならもっと前に刈らなけ
 ればならないだろう。「虫」は駄目で花粉症の原因とされる「セイタカアワダチソウ」は
 いいのか?(こども病院東)。虫もエサになり、「連鎖」と言って人間も含めて全ての生
 物が生きてゆくのにどうしても必要なことでそれで地球は成り立っている

2012,10,22撮影/10,23記



草刈りも最終盤?この調子で頑張って

第3工区・こども病院の東                    同・遊歩道                            同・遊歩道
サッカー場近くはまだでしたが病院近くの車道沿いは    野鳥観察棟から来るメインの道です。綺麗です      脇の遊歩道です。草で全く通れなかったのが綺麗に
綺麗になっていました

同・案内板の所です                       第1工区巴川上流                       第4工区・池の森公園
ここは全く刈られていません。昔の看板が恥ずかしい    100m刈り忘れているのでしょうか?             西側の公園に上がるところの階段です
のでしょうか?                                                             全く刈られていません。雑草の種子がこれから服に付く

同                                同
公園は芝生が植えられているので雑草無し        同じ公園の東屋の横はこのように藪になっている
近くの観山中の野球部の生徒が練習
前回から約1週間経ちました。来てみると大分綺麗になっていました。私のHPが少しでも
役だったなら嬉しいです。まだ何カ所か私がここはと思うところはありますがこの調子で頑
張って欲しいものです。

2012,10,28撮影・記



10/4『再び錆びたゴールが!何と説明してよいやら』を抹消
抹 消 理 由
今日来てみて初めて分かったことですが、サッカー場は1つではなく2つあると言うことです。
2つサッカー場があるとは考えもしませんでした。どうも錆びたゴールがあるサッカー場は大
きな案内看板による多目的広場の最北の元6面のテニスコートがあった場所のようです。
それが今は完全に平地化され草がはえたサッカー場になっているようです。以前試合の行わ
れていたサッカー場には白いゴールと簡易トイレ、小さな脱衣場に使うのかトラックの箱がそ
のまま残されていました。いつでも試合が行われる状況です。
何故勘違いをしてしまったかというとこの遊水地は非常に広く野鳥観察に来ても迷路の様な
道で今でも時々迷子の様に間違ってしまいします。そんなことで勘違いをしてしまいました。
前回の文書を全部抹消すると共にお詫びいたします。
2012,12,5記



もうこれは公務員法違反という”犯罪”である
正月早々こういう事は書きたくなかった。でも子孫に貴重な”自然”を残すためには誰かが
書かなくてはならないだろう。
近頃公務員の”横暴”にはひどいものがある。このページの読者にも公務員はいると思いますが
是非”他山の石”と思ってお読み下さい。

今日行って驚いた。というのは昨日ここで珍しいチョウゲンボウという鷹の1種を撮影し今日もまた
会えるのではないかと思ったからだ。しかしそこには草刈りのコンバインがエンジンの音を立てていた。
こうなれば全ての鳥は少なくても今日1日ここからは姿を消してしまったに違いない。昨年4月ここに
国鳥キジが多数いることを知った後、静岡市がここに”自然公園”を造る計画が進めていることを知り
”反対表明”をした途端突如湿原の2/3がコンバインで刈られてしまった。それでも夏に向かう
季節だったので順調に伸びキジも戻り7月位までは観察できた。その後10月までは草地は暑いのか
キジは山間の涼しい場所に避難していたのだろう。9月末北半分がまた刈られてしまった。それでも10月に
なり2回観察できたがそれ以降ここではキジは見られなくなってしまった。その時にもこのページで抗議をし
てきた。願わくばそれを最後にと思っていた矢先今日また残りの2/3が刈られてしまった。残されたのは西の極く
一部である。私が土木事務所に携帯で抗議し止めさせなければ湿原部分の草地は丸裸になっていたに
違いない。

その時の電話に出た土木事務所の職員とのやりとりを通じてウソと詭弁で固められた彼等の言辞が
公務員法違反という”犯罪”に該当するのではと確信した。法律に基付き法律を守りながら仕事をしなければ
ならない公務員が法律を勝手に解釈し法律とは関係ない内々の約束事をしてその法律がもっている
本来の目的をねじ曲げて仕事をしている。私は法務省にも環境省にも”鳥獣保護法”の中身を確認した。
でた県職員の発言は次の様なものである。
1.鳥獣保護区であるので草刈りは止めて欲しい→に対して河川維持のためにやっているを繰り返すばかり
2.何度も河川維持と言うが具体的には何か(草刈りをしなければ明日大雨で川が氾濫する訳でもないだろう)
  →と聞いてもこれには一切答えず河川維持のためだけを繰り返す(抽象的答えでごまかす)
3.公務員なら河川維持と鳥獣保護この2つの法律を両立させるのが仕事だろう→河川維持のためを繰り返し
  その為には鳥獣保護は反故にされてもかまわないと解釈できる発言だった
  ※この論法は土木事務所が第4工区のダイオキシン除去の工事が浚渫後底をセメントを蒔いて固めたため大量
  の魚が浮き上がり死滅した時と同じ論法だ(責任者はその時責任を取っているのか?処罰されているのか?ちょっと
  セメントの知識があればこうなることは分かるはずなのだから何十万匹という小さな魚の命を奪ったと言うことは
  ”犯罪”だろう。相手が人間ならば殺人罪だが魚ならよいのか?)
4.鳥獣保護の中身はときくと→”捕獲の禁止”としか返ってこなかった
  ※環境省の担当官の発言ではまず保護区であろうとなかろうと許可なく鳥獣は”捕獲”できないこと。保護区では
  ”捕獲”は勿論”営巣”が認められればむやみに生息地に草刈りであろうと手を加えることはできないということでした
  私の観察からではここで見られる鳥の殆どがここで”営巣”していると思われる
5.鳥獣保護に反するのでは→と聞くと昨年鳥獣保護区の看板の設置を許可した際草刈りについては
  ”一切文句は言わない”の一札を農林事務所から取っている。さらに鳥獣保護の看板は最近付けられたばかりで
  前からある我々の慣習に従属すべきであるに近い発言もあった(優先権の主張か?)。先に付けられようが後に
  付けられようが法律は同格であるはずだ。これも全く稚拙な解釈だ
  ※法律に基付かない内々の約束事をして法律の主旨を骨抜きにしてしまう。これこそが法律違反の犯罪と言える物だ。
  法の主旨を損なうこういう約束事をすること自体が”犯罪”だ。これからいえば国会で法律を作ることは必要なくなり
  日本国は公務員の内々の取り決めで全て事足りることになってしまう。こうなると公務員法違反ばかりでなく憲法違反だ  
  もし農林事務所が反論があるなら”そうではない”と県民の前で正々言うべきだ。でないと保護区の看板は全くの
  見かけ倒しということになってしまう。後から付けさせてもらったので何も文句は言えないということになってしまう

私は今までも行政のやり方に危惧を感じこのページを借りて発言をしてきた。
でも今の所無視し”聞き入れ反省する”と言う態度は見られない。
一片の反省の言葉はなく自分たちの”正当性”を主張する言葉ばかりであった。
以前”草刈りにも理論があるはずだ”に書いたが第1工区の湿原は絶対に草刈りはして欲しくない場所だ。
(賢明な諸兄は、キジが空を飛ぶタカなどの天敵から身を守るためには最低50p以上の丈の草が
必要なこと、キジばかりでなく多種の小鳥がここで営巣し生息していることから草刈りに反対していることを
理解してくださっていると思う)。まだ分かっていない様だ。もしこういう状況がつずくなら県職員の実名を
上げて書くより他はないだろう。またこの後県庁のくらし環境部自然保護課に実情をのべ善処を
お願いしている

※最後に携帯で抗議している最中裏のハウスイチゴを栽培の男性が種子が飛んできて困る、お前は
ここに住んでいないのに文句を言う資格はないとばかりに噛みついてきた。種子が飛ぶなら種子が
できる前に刈るべきだし※、綿や羽毛の様な種子は静岡市中、全国至る所から飛んでくるはずだ。
またハウスの中には種子は飛んでこないはずだ。
なおここに住んでいなければ税を払っている市民・県民としての当然の発言要望もできないということ
になってしまうという、とんだ民主主義否定の”ハプニング”の一場面もあった

※今は種子が綿の様な羽の様になり刈れば返って飛散してしまう。飛散するので
今は刈らない様にって言うべきなのに、この人農家なのにまるっきり分かっていない。
感情におぼれて人を批判するのではなくこういう事は調べてもっと科学的にやるべきだ。
それともうこのように外来品種がここにはびこり(この湿原の大半は外来品種。なのに外来
品種持ち込み禁止の看板を最近あちこちに付けているのは笑っちゃう)、日本全体にはびこっ
たら手の付けようがないはずだ。だってここも最初はそうでなく全国から場合によっては海外から
風に乗って足の裏について全国を渡り歩く鳥の糞に混じってここに繁殖したに違いないからだ。
そうでしょう?植えたた人はいなかったはずだから。種子とはそういうものだ。
また後で思ったのだがこの人麻機地区の「どんど焼」の責任者の一人なのかも知れない。

最後に小さな弱き鳥の命も守れない人間が人の命を守れるのか?いい仕事ができるのか?果たして疑問だ

 
うなるコンバイン。巣もヒナもエサも踏みにじってゆく(作業の人には罪はないが)
2013,1,7撮影&記



今日で湿原は完全に丸裸に。県職員はジェノサイドがお好きな様だ。
確証は今のところないが1/12ここで行われる「どんど焼」の材料を造ったのでは?
 
刈った草を集めていた                    完全に丸裸。こんな場所にキジや小鳥が住めるのでしょうか?
                         ここまでして何を「保護」しようと言うのだろうか?
                        全くのザル法で保護法なんかない方がよい位だ
                                       ※「鳥獣保護区」の看板があれば守れるのではと思った私がバカだった

1/7コンバインで草刈りをしていた時土木事務所に携帯で中止を要請した。しばらくいたが作業を
中止した様に見え、西の1/10位が刈られずに済んだと思ったがそれは甘かった。冷酷な県職員は
そう甘くはないとは思ったが、今日その実体が白日の元に曝された。
環境省から教えてもらった県の鳥獣保護をしているくらし環境部自然保護課のワタノという人に今日来て
みたら完全に刈られているのではないか、あなたは一体何をしていたのだというと”土木事務所に行ったら
河川区域における「鳥獣保護区」は”河川に従属する”といわれたといい、”あんたは本当にバカだな。もっと
勉強しろよ”と言ってやった。分からなければ何故上級の環境省に聞かないのだといっても”従属する”を繰り
返すばかり。このワタノ君最初に電話に出た時から「麻機遊水地」の名前や場所すら分からず、それでも1年前
から今のポストにいると言っていたが話は全くおぼつかなかった。入って1〜2年の新入職員だろう。だから1年
ポストにいても殆ど仕事らしい仕事はしてこなかったと見える。そんな彼が百戦錬磨の河川改良課に行けば
赤子をひねる様なものだったに違いない。「ミイラ取りがすっかりミイラになり」河川改良課の言いなりだ。※
常識的に考えて一方の法がもう一方の法に従属することはあり得ないという判断すらできない。そんな法律なら
国会を通る訳はないだろう。
家に帰ってから環境省に今日のことを話しておいたが、調べて電話をすると言ってくれたが、問題が複雑だった
のだろう。夕方までには電話はなかった。

それにしても県の職員は本当に冷酷だ。第4工区の魚大量死のジェノサイドと言い、今回の皆伐とも言える草刈りも
ジェノサイドの1つだろう。例えれば第2次世界大戦末期B29が日本を降伏させるため主要都市に焼夷弾を
落とし焼け野原にした。10万人以上死んだ東京大空襲初め何十万人という日本人が死んだり被害を受けた。
彼等がやっているのはこれと同じ事だ。”営巣”している草原をコンバインで数センチに刈り込むということは
小さな小鳥の巣や雛や卵やエサを踏みつけ壊滅させ焼け野原に等しい焦土状況にする。死んでもかまわないと
いうやり方だ。担当している県の職員はあのユダヤ人を何百万と殺したナチスのヒットラーに違いない。

それとこの場所で1/12麻機地区の「どんど焼」が行われる。私は例年行われていたか不案内であるが(※後で昨年
から行われていたことが判明)、ひょっとしてこの草刈りが燃やす材料集めのためでなかったのか?とまさか鳥獣保護区
の草を刈ってまで「どんど焼」をやるなんてそんなことはありえないと思うが頭をかすめて仕方がない。あるいは
どんど焼の火の粉が草に移って延焼するのを防ぐため刈ったとも考えられる。私はこの「鳥獣保護区」の片隅で
日本人が昔行っていた「どんど焼」をすることには反対しないが、その材料集めのためとか延焼を防ぐためというなら
反対でどこか別の場所でやってもらいたい。なぜならバイパス近くの豊地というところの田にも「どんど焼」の看板が
出ていたがこちらは自前の様だ。こういうものは本来行政に頼らないでやるのが筋ではないだろうか?

※県庁の恐ろしいところは市民・県民を騙すばかりでなく、他の部署の職員まで騙して一丸となって我々に
襲ってくることだ。自浄作用が全くないことである。静岡市も恐ろしいが県庁も恐ろしい。
そもそも私が思うには「鳥獣保護法」とは市民や県民が鳥獣の保護をしなさいと言う法律のはずで
彼等は守っているのに、逆に取り締まるべき行政がまた「鳥獣保護区」の看板を付けた行政が
これを守るかどうかと言う日本国が成り立つかどうかの問題になってしまっている。正に”乱世”である。

2013,1,9撮影&記
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
追伸 「まさか」が「本当に」なりそうだ

大ポスター

左薪の積み上げられた火の所 右燃やすと思われる刈った草の山が3カ所
※奥に作業の重機や車。「保護区」にこのような車両を入れること自体問題だ

今日も2人の作業員が刈った草を集めていた。「どんど焼」の会場の火が付けられるところには大きな
竹が立てられ薪が積み上げられていた。よくみると「鳥獣保護区」で刈られたと思われる枯れ草の山が
20m程離れて3ヶ所に置かれていた。このことから類推すると「多分」ではあるがこの草を「どんど焼」で
燃やすのだろう。とすると1/7の際「河川維持のため」と言ったのは実は「どんど焼」に協力するため
だったのか?当日は地元の市会議員が来て場合によっては「ここに自然公園を造ろう」などとぶち上げ
るのではないか?あるいは市長も来るのかも知れない。もしそうとすると「とんだ市長」になってしまう。

彼等の論法では「鳥獣保護区」は「河川維持」に従属すると言うが、河川法には地元の「どんど焼」の際
税金でその燃やす材料を集めてよいなどと書かれているのであろうか?マスコミも取材に来るかも知れ
ないが、ただ「めでたい」等と書かずにこういう裏があった位は取材して欲しい。私の考えでは「どんど焼」
をやる際その準備を税金でやるなどと言うことはあってはならないことだと思う。これではまるで「負んぶに
抱っこ」で「至れり尽くせり」「上げ膳に据え膳」だ。こういう行事は地元の人達が汗水垂らしてやるところに
意義がある。それに引き替え豊地で行う上土地区の「どんど焼」は自前の様で当然のことではあっても対比
すれば本当にエライ。
県の会計監査機関は税金の違法使用を調べる必要があると思う。でも我々が指摘すると「偶々草刈りと
どんと焼きが重なったに過ぎない」位のことを言って責任を認めようとはしないだろう。

丁度この追伸を書いている2時頃環境省の担当の松本と言う人より電話があり、回答かと思ったら
回答にもならない電話だった。彼によれば「鳥獣保護法」には「草刈りはしてはいけない」という規定はない
ので「草刈りはしていい」という意外な言葉だった。1/7に出た人は条文に「営巣が認められれば手を付けては
いけない」と書いてあるからと言ったのにその人はウソを言ったのか?。では「草刈りはいけない」と書かれ
ていなければ鳥が死滅する草刈りもいいのか」と聞けばそれは各県が判断することで「それもやむおえない」
とばかりに、鳥獣保護の仕事をしている人の様には思えない言いぐさだった。では条文には何と書かれているのか
と聞くと「捕獲の禁止」しか書いてないと言い、「細目」※については設置した「各県が定めている」ので国は
県に何も言うことはできないと言うあきれかえる言葉だった。各県に「草刈りはしてはいけない」の取り決めが
なければ何でもできてしまう。あるいは火炎放射器を使うなと書かれていなければ火炎放射器が使えてしまう。

環境省はこんな役人ばかりの無能集団だ。(以前東海自然歩道の藪のことで同じ事があった。少々くどくなるが
その時自然歩道の藪を刈る様にと電話したが私のHPの藪の写真を見せても藪がひどいとは分からないと繰り返し
かつ歩道を造る時は金を各県に出したがその後は出しておらずその為省には言う権限がないと逃げてしまった。
その後山梨、神奈川の担当者から少しはお金が出ていると聞いたのでこれも省がウソだった。こんなことなら
省の中に東海自然歩道の担当者を置く必要はなく=仕事をしないので置くのは税金の無駄だし、自然歩道から
道標の「環境省」の名を削除すべきである。皆様の中で自然歩道を歩いて何か気が付いた点があったとき
環境省に問い合わせることだけはイライラするだけで無駄なことなのでしない様にとアドバイスをさせてもらう。
更に補足すると最近行って気が付いたが富士市北松野のリバー富士CCの先から松野に抜ける自然歩道は
崩落のため1年半近く通行止めとなっている。自然歩道も繋がっているところに意義があるが今やここだけでなく
ズタズタだ。直す気もなさそうだ。直さないなら東海自然歩道はもうやめた方がよいのではと思ってしまう)

何の実効性もなければ最初からこんな法律造る必要なかったのではないかと思う位だ。監督官庁だと思ったら
権限は各県にあり環境省とは一体なんだと言うことになってしまう。こんな役人は何も役立たないのだから辞めさせ
るか別の部署に移すべきであろう。県土木事務所に何故草刈りをしているのだと聞いたらしいが、彼等が以前
私に話したとおりの「河川維持のため」と答えたそうだ。それを彼は鵜呑みにしている。私は昨日から1/12の「どん
ど焼」の藁を集めたり火の粉を降り注ぎ延焼するのを防ぐため刈った疑いがあるといっても県は「こういった」の一点
張りで違法行為の疑いのある草刈りを(分かれば処罰対象)あなたに実はと言って本当のことをしゃべる訳はない、
真実は一つしかないがこれは最後まで真実は分からないだろう※、その為には静岡の現場を「一度見に来るように」と
いっても「もう一度県に聞いてみる」を10回以上繰り返すだけだった。県と私が言っていることが100%違う以上
自分の目で確かめて判断するのは当然のことではないだろうか?彼は天から授かり国民から負託を受けた「自然
保護」という使命を誠心誠意実行しようとする微塵のかけらもない言辞だった。

※ここでいう「細目」という言葉が今日初めて出てきた。この細目は県のどこにありどういう内容なのか。
我々が入手できるものなのか?環境省は「草刈りはできない」と書いてないので「草刈りをして鳥を死滅
させるのは各県が判断することだ」とまで言っているが、逆に聞きたいが「その細目の中に保護区に
コンバインを入れて草刈りをして鳥を死滅させていい」とでも書いてあるのか?私は常識論を言っている
のだ。こんな細目県だって作れる訳はないだろう。本則というか本法というかそこに書かれていないから
書かれていないことは何でもできる様なことを言っているがこれこそ欺瞞で詭弁だ。各県の「細目」だって
あるならば上級の環境省はもっているはずで私に見せて欲しいものだ。
環境省は法律の抜け穴を各県に教え、こういう詭弁をいうようにだけ毎日勉強しているのだろうか?

※彼等が口を割って真実を話さない限り(でも無理だろう)。まさか”拷問”で自供させる訳には行かないので。

※当日この「どんど焼」を見た人の話によれば「保護区」に100台ほどの車が止められ、太鼓が
バンバン打ち鳴らされて、大きな火の柱が空に向かって上がったそうである(2012,1,21追記)


(参考)          全て自前でやる上土のどんど焼

2013、1,10撮影&記
ー ー ー ー ー ー ー ー
再追伸 環境省も同罪の可能性
1/10私は環境省の松本という人に県と私の言うことが100%違う以上現地に見に来て判断すべきでは
ないのかと何度も言ったがその日はとうとう見に来るとは絶対に言わなかった。その後どうなったかは知ら
ないが、多分見に来なかったのではないかと思う。もしそうとすれば環境省は、彼の論法を引用すれば、
「条文に草刈りをしていけないと書いてなければ(鳥の死ぬ)草刈りはよい」と言うことから、「目の前で殺人
事件があり市民がそれを警察に通報した時警察はそれを見に来ることもなく犯人を見逃した」ということと
同じ事をしているのではないだろうか。
彼の論法を引用して彼に返すなら、正にこれと同じで、静岡県庁が違法行為をしていると通報し告発してい
るのに「県は正しい」「お前は間違っている」と言っているのと同じで、県の違法行為を電話だけで相手の言い
分を聞いて調査もしないと言うことは「違法行為を見逃し黙認した」ということになり「環境省も同罪だ」という可
能性が高まった。
もし見に来たなら私に連絡をよこしその内容を伝えて欲しい。そして私の言っていることに間違いがあれば
私は謝りこの一文を抹消することにいたします。



それにしても県土木事務所や環境省は県民や国民に対して”ウソ”を付くことが”常態化”している。
彼等が”ウソ”を付いてまでやろうとする”仕事”とは一体何であろうか?また県や国を一体”どこに”
持っていこうとしているのであろうか?行く先は”破滅”しかないだろう・・・・・。政治家だけでなく
これら役人も”乱世”を造っていると言えるだろう。

                静岡土木事務所河川改良課 054−286−9363(この電話は土木事務所代表電話)
抗議先 <                                    ・
          環境省鳥獣保護担当 03−3581−3351(この電話は環境省代表電話)

2013,1,12記



来年当たり本格的工事開始か?

看板で「姿図」というか「平面図」が公開されたのは初めてではないか?(市のHPには載っているようです)
今年1年看板通り”草が刈られれば”、あの美しい”キジ”はここでは見られないのでしょうか?
市も県と同様真西にある「鳥獣保護区」の看板をどう理解しているのでしょうか?私に言わせれば
”小学生”でもあの看板を見れば理解できることを”大の大人”が理解できないという”水準”です。
小鳥が住めるようにするのも”環境維持”ではないのか?彼等の言う”環境維持”とは”英語”かなに
かでしょうか?説明して欲しいものです。「自然」だとか「再生」だとか「環境維持」だとかもう耳障りのよい
”ことば遊び”は止めてもらいたいものだ。日本には「広辞苑」という素晴らしい辞書があるのだから
”概念的言葉”は”意味”を調べてから使って欲しい。

今日第1工区に行ってみると北東の角に上記の看板が付けられているのに気が付いた。
最近付けられたのだろう。2週間ほど前市議会事務局に「公園」の審議がどうなっているのか
尋ねたところ、なかなか電話が来なくて明日か?と思っていたところ突然この公園を担当している
「緑地政策課」の責任者より電話があり、そもそもここは「七夕豪雨」の後「都市計画」で「公園」を
造ることが決まっているとのことでした(ということは公園を造ることはもう審議する必要はなく、
年度ごとに予算を計上し計画を進めるだけだということのようです。私はこれから審議するのでは
と考えていたが・・。とすると反対するのは無駄か?)。その時この土地の一部は民地だったので農家
から買収する際「公園」を造るというような条件を示していたとも話した。そして来年度は3000万円
の予算が計上されるという。
でもここに「公園」を造れば、第3工区にある「公園」の様に30年経てば「公園」があったことすら
分からなくなってしまう”二の舞”でになるのでは?更に麻機地区に既に「公園」があるので2つの
「公園」はいらないのではと話した。すると彼は第3工区の看板は私も行ってみたがみつからな
かったといい、いやその看板は道路に面したところにはなく100M程入ったところにあり
歩いてみなければ見つからないと教えてあげた。市の担当の責任者ですらこの有様です。
電話の話しぶりから「真面目な」行政マンのように感じたが、この部署に来て1年以上
経つのに第3工区に県が造った「公園」があることすら知らずまた調査もしていない現状だ。
その後彼が行ってみたかどうかは分からないが、計画が実施されれば10億円近い血税が
投入される訳でこんな調査もしていないということは無責任きわまりないだろう。その第3工区
にある「憩いの広場」や「出逢いの広場」「こどもの広場」などの図は「計画図」ではないのか
という有様であった。第4工区の「案内図」の「池の森公園」は当時のままの姿をとどめていることから
第3工区にも「案内図」通りの公園が確かにあったはずだ。30年も「計画図」を掲げるような国が
世界にあるのだろうか?もし「計画図」ならば静岡県は計画を示したまま県民をバカにしてきたという
怠慢な事になる。第1工区に「公園」を市に造るよう進めた県も「ウソ」をいったのか?こういうことは
多大の血税が使われる訳で市にきちっと説明すべきだ。そして何故「廃墟」のようになったかも。
そうでなければ仮に第1工区に「公園」ができた際に過去の”教訓”が生かされないだろう。こんな
状況では、今プラン作りに「動員」されている小学生や住民にも第3工区にすでに「公園」
があるというようなことは担当者がこの有様では全く知らされていないだろう。民主主義
というのは正しい「情報の公開」があってこそだ。私ならば既に退職している当時の”県職員”
を捜し当てて「経緯}を聞くことぐらいするだろう。だってこれから何億という金を使うのだから。

私の論点は次のようなものです。

まず既に述べたが第3工区にある「公園」についてその「経緯」を徹底的に調査しその「失敗」
の”教訓”をこれからに生かすべきである。

次ぎにその「経緯」を協議会に参加している団体、小学生、地域住民、ましてや静岡市民に
「公開」すべきである。

更に20年になるのであろうか?百歩譲って「都市計画」で決まっているとしても、時代は大きく変わって
いる訳でその時決めたとしても計画の「廃止」や「変更」「縮小」などいくらでもできるはずだ。
(全国を調べてみれば何十年前の計画をその通りやっている例は逆に少ないのでは。
経済状況も国を初め大赤字・大借金で、失われた十年も含めてここ20年ほど「大不況」と言っても過言
ではない。この公園を造って更に借金を増やすのか?また造成後の維持費もバカにならないだろう。
また9月頃会った近くの住民の話ではここに「今まで静岡市にない立派でスゴイ公園を造る」と市は
「吹聴」「豪語」しているという。日本平や駿府公園の中にある”紅葉山庭園”など比較にならないようなもの
を造るという。そもそも農家から土地を買収した際こんな”スゴイ”公園を造ると”説明”したのであろうか?
ここにそんな「公園」造る必要があるのだろうか?全く疑問だ
私は法律には疎く「都市計画法」も殆ど知らないが、20年前この地が都市計画に指定された際、「スゴイ
」公園を造りなさいと書かれているのですか?そんなこと書かれるはずは素人ながらあり得ないと思う。「青
写真」すらないときに「10億円」の「スゴイ」公園を造りなさいと書かれるはずはないだろう。1千万の公園も
1億の公園も10億の公園もみな「公園」のはずだ。それと指定されてから少なくとも20年は経っている。
それとこの指定の「期限」はあるのですか?20年放置されたと言うことは緊急性のない案件でそれなら
極論すればあと100年だって「先送り」できるはずだ。それなのに「何故今なのか?」これも疑問です。要す
るに規模や時期、内容全てが「為政者のまま」で「やりたい放題」だ。というとんだ「役人任せのいい加減な
法律」という事になってしまう。私は「今楽しめるディズニーランド」よりも「自然」という大いなる「遺産」を将来
に引き継ぎ「100年も200年も楽しめる地」にして欲しいと願っている。
そんな金があるなら「ゴミ収集有料化」を止めるべきだ。土地の「借り賃」は「タダ」なのですか?
一方「環境」も大きく変わっている。自然破壊が進み深刻な状況が続いている。一方当時少なかった
”バードウォッチャー”も相当増えている。私も含めて)

私は「公園」を造るなとはいっていません。今ある第3工区の「廃墟」の公園を「再生」してみたらどうで
しょうか。
(第3工区は広いので−約3倍弱−、野鳥への影響も少ないことが考えられる。それと最近思ったのだ
が、第3工区西寄りならば「こども病院」来院者や近くの「養護学校」の生徒など、更には少し距離はあるが
流通センターの従業員の憩いの施設などの積極的な利用が考えられる。更に過去に汗水垂らした職員や
血税を使ってつくられた「公園」が再び甦る))


静岡市の担当の責任者は第3工区にあるこの「案内図」(1坪大−3枚もある)が見つからないと言う。これでは「話にならない」
(まだ行ってないようでしたら保育園前の黄色い2本のポールの所を50m入れば1枚あります。もう1枚は100m南、
もう1枚は多目的グランドの南側にあります)

2013,2,8撮影・記



彼等の言う「美しい景観」とは「鳥獣保護区」を「ゴルフ場」にすることですか?
−年4回コンバイン、こういうのを世の中では”気違い沙汰”というのではないか?−

 
先日の「環境維持」の看板の隣に「美しい景観」の新たな看板が。そして既に除草作業が始まっていた。
第3工区など全く刈られていない湿原が多い中、ここだけは何故か年4回コンバインが?皆さん不思議と
思いませんか?市民の誰がここだけ「美しい景観にしろ」と望んだ人がいるのでしょうか?
草が生えているから「湿原」であって草が生えていなければ「湿原ではない」のです。
「美しい景観」をよそに「鳥獣保護区の鳥は悲惨な目」に遭っている。市はそういうことが分からないのでしょうか?
私はこういう言葉に「鳥肌」が立ちますが、市の連中は「酔いしれて」いるのでしょう。
(作業の人や会社には恨みはありません)


今日も来てみると全く驚き悲しい気持ちになってしまった。
昨年5月、9月、今年1月、2月と何故かここだけ年4回コンバインを入れての除草だ。
何故ここだけ刈られるのか私には全く分かりませんが、市民の皆さんもそう思いませんか?
市はお金が有り余って「ドブ」にお金を捨てたいのでしょう?
市もここが「鳥獣保護区」であることぐらいは知っているだろうに、「美しい景観」にすることは
「鳥獣保護」への真っ向からの挑戦であることぐらい分かっていないのですか?
県がいう「河川維持」にせよ市が言う「環境維持」「美しい景観」にせよ、言葉が違うだけで
やっていることは「同じ」で、「鳥獣保護法」の侵害以外の何物でもない。こういう
「美辞麗句」を並べて「犯罪」を覆い隠そうとしているのでしょうか?
分かっていようと分かっていまいと「犯罪者」だ。市民が「鳥獣」を」虐待すれば「犯罪」
なのに「市役所」が虐待しても「犯罪にならない」不思議な国「日本」。
コンバインで刈ればそれはある意味では「ゴルフ場」のように「美しく」なるのかも知れませんが
ここにいる「鳥獣」達が生存の危機にさらされ「悲惨な目」にあっていることに人間として
目を向けることができないのですか?
こういうのを世の中では”気違い沙汰”というのではないでしょうか?市は「悪」でもう「市役所」は
いらないと思います。

2013,2,14撮影・記



県職員はハードがあってもソフトがない
−トイレ1つ造れない”無能集団”だ−
 
かさ上げされた土手(約20p)                     かさ上げされた遊歩道(右方向、約10p。左は手づかず)
いずれも第3工区こども病院近くを撮す

今日は午前で雨が止むと思って出かけたがやまず、仕方ないので2・3枚の写真を撮り
この駄文を書いてお茶を濁すこととする。お暇な方は是非お付き合い下さい。行政こき
下ろしですのでまたかとかいやな方はここでお止め下さい。
年度が変わったばかりなので遊水地は極めて静かだ。昨年1年間この遊水地を見てき
て県=静岡土木事務所がここで行ってきたことはあの”草刈り”とこの”かさ上げ”だけだ。
一般の会社ならとっても給料が出る様な仕事ぶりではないが、彼等としては”精一杯”な
のかも知れない。その草刈りにしても第1工区の様に年4回コンバインを入れての除草で
すっかり”保護区の鳥獣”は影を潜めてしまった。私など行くと”ヘド”が出るので行く来さ
えしない。また1月には麻機地区の”どんど焼き”に協力した疑いなど公費を使って民間
の行事に協力した疑いがある”犯罪行為”を行っている。ウソと詭弁そして犯罪、かれらが
行った仕事の中身はこのようなものだった。公費の流用あるいは乱用など総理大臣です
ら行っていないものだ。
そこへきて3月年度末に行ったのがこの土手や遊歩道の”かさ上げ”である。何の為に行
ったのか不明であるが、
1つは予算の消化
2つは自己満足
こういう事ではないか?
確かに造られて30年も経てば”ほころび”も出てこようというものなのだが、ここは河川は流
れておらず(東に麻機川という川は流れているが土手の高さは今までも高かった)、湿原な
ので今までの高さでも水が溢れると言うことは無かったはずだ)。仮に大雨が降って湿原が
水浸しになっても一日あれば引いたに違いない。そうすると何の為に”かさ上げ”したのだろ
うか?確かに少しは歩きやすくなった。2つはこれだけかさ上げすればここ1・2年は草は生
えず除草の費用が逆に浮くなどが考えられる。雨の日の道のぬかるみも緩和されるだろう。
しかし雨の日ここに散歩に来る人は滅多にいないだろうから恩恵にあずかる人は少ない。
”ほころび”や”水だまり”が気になるならそこだけ”かさあげ”する手もあったはずだ。そうす
れば費用は1/10で済んだはずだ。一方草が生えなくなるということは逆に鳥のエサや隠
れ場所がなくなるということでもある。土手で”マラソン大会”をやるならよくなったと言えるだ
ろう。私が野鳥観察でよく会う人に”何か意義があるのだろうか?”と聞いたところその人も”
ないね”といっていた。
私がこの遊水地で今最も必要とされるものといえば
1つはトイレ
2つは西側に駐車場
を上げることができる。
私が副題に”トイレ1つ造れない無能集団だ”と付けたのは、”草刈り”にしても”かさ上げ”にし
ても”ハード”であって県の職員(※県職員全体ではなくここを担当している土木事務所の職
員)は”ソフト”がないことだ。土木事務所の職員もここへ来て小便や大便をしたくなったこと
はないのだろうか。それともいつも”タチション”に”野キジ”なのであろうか。男の私ならタチシ
ョンも今は何とも思わないが女性の場合は”悲惨”だ。もししたくなったら流通団地入口近くの
ガソリンスタンドに行って借りるとよいとアドバイスする人の話を聞いたことがある。1日100人
は訪れるこの遊水地にトイレ1つない、静岡県は日本で最低の文化県と言ってもいいのだろ
う。あるいは担当の県の職員の自宅にもトイレがないに違いない。何しろ女性がこの地に行く
のにトイレがないのを恐れている。何故この様に書くと言えばこういうことこそ”ソフト”なのだと
いいたいからだ。確かにトイレそのものは施設でありハードだ。しかしここに来る人が快適に
過ごすには何が必要かということを考えるのは”ソフト”なのだ。それと人間も動物でありオシ
ッコもすればクソもたれるという人間そのものがまるっきり分かっていない。こういう事は常識
的に遊水地を造る時造られるべきだったが、そこまで考えられなかったのならせめてその後
利用者が何を求めているのか何を不足不便に感じているのかもっと真摯に聞くべきではな
かったのか。こういう”聞く”という態度が全く見られない。だからさきほど”自己満足”で仕事
をやっていると書いた。トイレを造ればここに来る全ての人に”恩恵”があるが、草刈りやかさ
上げは恩恵を受ける人が少ない(特にかさ上げ)、そういう仕事しかできないので”自己満
足”で仕事をやっていると書いたのだ。恐れ多くも税金で仕事をし生活している人達が”自
己満足”で仕事をしていいわけはないだろう。今の所全くの”無能”で勉強不足の極み”だ。
駐車場の事についてもそうだ。今あるのは観察棟にある10台ほどのものである。少し来訪者
が多いと止められず川の手前の道路に止めたこともある。不思議の思うのは案内図の○○
広場があったこども病院側には元々駐車場がなかった様に思われる。最近はこちら側にもよ
く行くが仕方ないので畑の脇の路上に止めさせてもらっている。こんな広い遊水地ならば3つ
や4つの駐車場があってよいはずだ。
私が残念に思うのはこの私の拙文を県の職員が読んでいるのかいないのか、もし読んでいる
人がいるのなら私の言っていることを(いや私だけではない)くみ取って実行してもらいたいも
のだ。少なくとも”かさ上げ”に使った何百万の金さえあればもう”トイレ”はできていたはずな
のだが・・・・。
最後にこれは酷な話になるが冒頭に書いた昨年1年間”草刈り”と”かさ上げ”だけだと書いた
が、いやこの遊水地ができて30年間これ以外の仕事は殆ど行ってきていないのではと思う。
そういう貧弱なハード的思考だから第3工区にあった”公園”が廃墟になりあった事すら分か
らない状態に成ってしまった原因がここにあると思われて成らない。

2013,4,3撮影・記



夏の遊水地(1)

まずは写真をご覧下さい

こども病院東の土手です
道幅が3mある所が1.5mになっています

土手から「案内図」のある東に入った遊歩道です
ここは3月に採石を入れなかった場所で遊歩道が見えないくらい草に覆われています
約100m歩くにも不自由なこんな状態です。しかも人の糞が真ん中にしてありました

右の橋の方から来た道を振り返える
ここも採石を入れてありません。こういう所こそコンバインを入れて刈って欲しいです

遊歩道の橋です
周りのアシ、ヨシが覆い被さっていますが1mほど空いています

その先の東屋に向かう遊歩道です
ここは採石を入れた所です。2.5mの幅が1.5mになっています

ここは東屋の真西の遊歩道です
左の説明と同じ状況です

観察棟から来るメインの道です
幅4mが2mになっています
写真は2013,8,4撮影

時間にして30分程度全体の1/10程度回っただけですのでご承知下さい

第3工区遊水地へは確か5月下旬に来て以来2カ月ぶりです。というのは4・5月に入ってから冬鳥が北国へ帰ってしまい殆ど観察が
出来なくなってしまったからです。他のバードウォッチャーもその頃殆ど訪れなくなっていました。夏鳥もこの遊水地へは来たものもあったで
しょうが、木の葉が茂り草が伸び姿が見づらくなって観察には余り適さない場所となりました。
「今どんな状況にあるのか?」と思いやってきました。そして驚きました。私は昨年の1月から観察を始めた初心者で、ここに来たのも
昨年の10月頃で夏の遊水地がどうなっているのか知りませんでした。来てみるとかさ上げした土手や遊歩道は言うに及ばずかさ上げ
しない遊歩道は草に覆われてもっとひどい状況でした。
行政の考え方はどうなっているでしょうか?ここは水を溜めるだけの「遊水地」なのかあるいは「公園」なのか?でも遊歩道があり「公園」の
案内図もあるのですから夏も少しは利用できる様に「最低の」(草に覆われた部分の)草刈りはすべきではないかと私は考えるのですが・・・。
確かに夏の草が伸びる時に刈っても直ぐ伸びて予算が無駄になるとの考えもありますが、それでは年4回もコンバインを入れてのまるで
ゴルフ場の様な第1工区の草刈りを止めその一部の予算をこちらに回したらどうでしょうか。それとも「夏は草がひどいので市民・県民の
皆さんは遊水地へはこないように」と宣伝しているのでしょうか?
一体「遊水地」を行政はどのように考えているのでしょうか。確かにこういう草が伸び暑い状況では訪れる人も冬の1日100名に比べれば
数名かも知れません。更にトイレはない、木もヤナギなどの中低木で木陰がない、ベンチも東屋の場所1ヶ所(それも寄付)、駐車場も1ヶ所
となれば尚更来る人は少なくなります。以前「県職員はハードがあってもソフトがない」と言ったのはこういうことです。
それともう1つ気が付きました。30年ほど前「案内図」にある「公園」を造り今は「古代遺跡」の様に全く存在すら分からない状況になって
いますが、当時の「公園化」がこの草の状況から判断すると全く「無謀な」事業だった様に思えてきました。どういう公園であったかは知り
ませんが「数年」ではなく「1年」で廃墟の様になったのではないでしょうか?従って今第1工区の「公園化」も全く「無謀な」計画では
ないのか?こういう状況を担当者は知っているのかいないのか?また「協力」させられている麻機地区の住民や小学生が知っているのか?
もし知っているなら「中止するのが賢明」と私は言わざるをえません。
2013,8,4記

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