富士宮市財政支出による県境朝霧高原根原地区茅場の大規模「野焼き」の「自然破壊」、市は「自然保護」の為とウソをつく、これ以上許していいのか?

その「野焼き」例年3月、今週末に行われる


 2020,3,19開設 7,6更新

世界文化遺産の富士山とその周辺地域、ここで何が行われてきたか? 
問題の根原地区は山梨との県境にあり、
「茅場」はR139の両側の傾斜のある地形で火山弾や火山灰、スコリアなどの
土壌でササ、ススキ(茅)などの荒れ地となり江戸時代から「不毛の地」になっている

東に聳える日本一の山富士山。高さだけでなく美しさも日本一と言えるだろう
但し気になるのは大きく崩れている「大沢崩れ」の不気味な窪み

   
野焼き直前の茅場・R139西側                    野焼き直前の茅場・R139東側
西側はススキに見えるがササが主体(背景天子山脈)           東側はササも進入しているがススキ(茅)が主体
下記に変化


「大規模野焼き」で丸裸になったR139東の茅場 2020,5,3撮影
1ヶ月以上経っても野焼きで焼けた跡はまだ「黒焦げ」が目立つ

「大規模野焼き」で丸裸になったR139西の茅場 2020,5,3撮影
立木のカシワは辛うじて生きている
  
「大規模野焼き」で丸裸になったR139西の茅場の拡大画像 根元3㎝まで黒焦げの状態が良く分かります  2020,5,3撮影

県境手前の茅場が取り巻く様に根原集落



私は野鳥観察を始めて10年、富士山と朝霧高原が好きで恐らく年20~30回は来ている
そのつたない探鳥、観察によっても、野鳥を初め、共に行っている植物観察でも年々以前の種が見られなくなり、その原因を探る中で、「茅場における大規模野焼きの影響が大である」という認識に至った。

そしてこれ以上「野焼き」による自然破壊を少しでも小さくし自然豊かな朝霧高原になることを願いこのページを立ち上げた。                                 
 

付け加えると、「最近根原の東海自然歩道への道のゲートによる車両閉鎖」と「野焼き」について3/18富士宮市役所に問い合わせ見解を聞いたところ、全く現状を把握しておらず、かつその理由が「ウソと詭弁」で塗り固められ、一切良識ある私の見解を聞こうともせず善処もしない態度に終止したため、これではいけない、事実を明らかにする意味でも「告発しなければいけない」という心境に至ったこともきっかけとなっている。公務員が電話口で相手が見えないからと言って「ウソ八百」を並べて市民を愚弄することは「公務員法違反」で「犯罪」ではないのか?役所が、本ページで先に書いた「麻機遊水地の樹木全伐採」の抗議の際、県庁の機関静岡土木事務所河川改良課が私に取った「ウソと詭弁」の論法と手法が想像もしなかった富士宮市役所でも行われていることが明らかになり、「役所はどこも同じなのか?」という「ぬぐい去りがたい市民県民を愚弄し感情を逆立てる市政」に改めてショックと怒りを感じた。
賢明な読者諸氏の理解と援助激励を期待している。


(問題1)つい最近今まで入れた車道に突然「ゲート」が出来全ての車両は入れなくなった             ・                   

   

東海自然歩道の道を全く「断り文」なしで通行止めにして良いのか?
(来訪者はしまった扉の脇をくぐり抜けなければならないのか?)

記憶が定かではないが確か半年前には入れたが3ヶ月前にはゲートがあり入れなかった記憶がある。近づいてみるとゲートは新しく、ポールの元のコンクリートも最近打った様に灰色だ。

3/18富士宮市役所に聞いたら、行政課の井出という職員がでてこういう事実がありどういう理由でこうなったのか?と尋ねたが、細かいことなので分からないといい、調べて連絡するということになった。それから5時間後電話があった。それによると民間のバギー車がここから入り道を荒らし道ばたの貴重なカヤを踏み荒らすのでゲートを掛け入れなくしたという。

まさか、このゲートの建設費富士宮市役所が出していないでしょうね! もし出したとすると財産区のいいなりになって、一方で世界遺産の富士宮に来て下さいと言いながら、一方で汚い方法で来訪者を閉め出す、ジキルとハイドの富士宮市になってしまいますから・・。

果たしてそうであろうか?

「根原の人の中に排他的な人がいる」と今まで何度か会った人や各方面から聞いている。
例えば10数年前、日本野鳥の会(恐らく富士南支部)の探鳥会が行われた際、大トラブルとなり(どういう事情でなったかは不明)、恐らく車で来るな!と言うことになったのではないか?
それ以降聞いた話では日本野鳥の会は全国の会員にここへ来るのはトラブルが発生すると言って「自粛」しているという。

私も5年前と2年前、新しく区長になったという人より、ここに車で来るな。道の駅の駐車場に置き歩いてこいと「お説教」をされたことがある。2度目の時は運転していたトラクターから降り100m近寄ってされた。


こういう事かなりの人がこういう目にあっていると思われるが、「元々地元外の車を入れたくなかった」のではないかと思われる。

バギー車はNO.がないので、一般道路は走れない。だからここに来るにはトラックに載せてこなければならない。本当に入れたくなければ、造ったゲートの所で「入るな」「二度と来るな」と言って止めさせることが出来たはずだ。またバギーをやる人は多くないはずだ。本当にやる気があればこういう事だけで「阻止」出来たはずだ。本当にバギー車が来たのか疑わしい。

欲を言えば人間として私が思うにもっと地元外の人にも「優しく接する気」を持って貰いたいものだ


またここは東海自然歩道のコースが縦横に付いている

   
  左はゲートの直ぐ側にある案内看板です
ゲートで閉ざされた道が東海自然歩道
にもなっています 

東海自然歩道の愛好者はどちらかというと若い人より年寄りが多いと思います。5㎞10㎞歩ける人もいますが、1㎞ぐらい歩いて、腰掛けて富士山を見ていたいと言う様な人もいると思います。そんな時東京からこの財産区内の駐車場に車を止め、トイレもあり、少し歩きたい。こんな設備を造ることにも配慮して欲しい。
「世界遺産」を申請し富士山で観光で稼ぎたいという富士宮市が、やってきた人を「快く受け入れる」何ら1つの発想、努力もしていません。口先だけの富士宮市ですね・・。
「観光立市」を目指すならば、少なくともそれが「財産区」であっても、市外や全国からまた世界から来る人々に対して、大局的立場から「安心」と「快適」な受け入れ態勢を取るべきであって、この様な「財産区」が勝手な判断で地区外の人を閉め出すべきでないと私は考えます。またそのようにしない「財産区」などは市長が責任を持って指導していくべきと考えます。私が電話で話した先の市の職員は、「財産区」が勝手にやっていることで市には責任はない、職員にも責任はないと感じさせる対応でした。すごく「視野が狭く」「エゴイストの塊」を感じました。

 

一方、金を貰ってって許可しているスクールのバギー車は道を荒らすはアシは刈って道を造るはで、余りにも扱いが対照的ではないか?
言うこととやっていることが違うのではないか?

 
R139パラグライダースクールの敷地のバギー車の看板
 一般車両を閉め出した財産区の荒れ地に付いたスクールの
バギー車の轍。一般車両は「道を荒らす」と閉め出しておきな
がら、金を取り許可すればどんなに荒らしても構わない?

30センチも深くえぐれたヶ所が
多数ある

道はこの先貴重なアシやカヤを切り開いて付けてある
一般車両は路端のカヤを荒らすと言って閉め出しておきながら・・

こういう写真を見て貴方は「何を感じますか?」
私は不公平と怒りを感じます。
そして極めて悪質な「自然破壊」です。

東海自然歩道付近は環境省の「風致地区」ではないのか? このようにスクールのバギー車とウォーキング者が「ニアミス」も起こしかねない状況になっているのはおかしいのではないか?

財産区というのは「私有財産」と違うのではありませんか?
「財産区」は何でも出来、「やりたい放題」なのですか?
「法律」では、「財産区」の最終管理責任者は市長であり、ここの場合「富士宮市長」です。こういうことをしているのは、住民の「恥」であり、市長に「恥」をかかせている様に私には思えますが・・


ちなみに「財産区」の根拠
「根原財産区」は昭和22年制定されました。
「財産区」になる経過は、それぞれの「財産区」によってかなり違うようです。「入会権」から変更されたものやさまざまだそうです。市から認可?されるそうで、最終管理責任者は市長です。
「根原財産区」と打ち込めばインターネットで収支報告書も見れる様になっているそうです。但し聞いた話では「支出」の項目別内訳は載っていないそうです。だから余り参考にはなりませんね。
また「根原財産区」は平成24年文化庁の「ふるさと文化財の森」としても認定されています(この事は後日書きます)

 2020,7,5    これは驚き! 
男女が富士山を背景にバギー車に
乗っている「上の看板」がありませ
んでした。

①景気が悪くてやめたのか?
②コロナでお客が減ってしまったのか?
③私のこの文書で「戦意喪失」してしまったのか?
 




(問題2)「野焼き」が自然保護のためというなら、5年もやっているのだから、インターネットでデータを公表しろ。恐らく立証のデータはないので公表できないだろう。公表できないなら「自然保護のため」という発言は二度とするな!また、「野焼き」を即刻止めろ!私の自然観察では「自然破壊」の姿・様相がはっきり出ている


①こんなゴルフ場3個分の広さを「自然保護のため」と偽って「野焼き」している市町村は全国に例はないだろう。富士宮市はそれほど愚かでバカなことをやっている

②「野焼き代」はいくらでどこに支払っているのか公表しろ(恐らく「根原財産区」と思われるが・・

③「根原財産区」はその収入を野焼きに協力した区民にどう分けたのか?出来れば公表して欲しい

④5年前、根原財産区長交代と大規模野焼きが始まった時期が一致している。単なる偶然とは考え難い。それまでも「野焼き」はあったが、道路端など小規模のものだった

⑤確かに、「野焼き」が「自然保護に役立つ」と言っている「学者」も居ることは知っている。しかし「学者」の言っている「科学的根拠」は疑わしいし、現在未だ「立証」されていない。
こういう学者達、理事などの役職手当や生息調査費など「公金のお小遣い?」を貰っているだろうから「役所に不利な発言は決してしない」だろうと思われる。
どこのバカな学者にきいたのか?「ウソ」を真に受けて、「野焼き」を実行するとは、富士宮市役所も同じ「バカの集団」だ

⑥逆に、100度以上なる温度の中で、植物の種子や昆虫の卵、幼虫、蛹、成虫が生き残れるのか?その可能性は低い 恐らく灼熱地獄の中で「のたうち回って」「焼け死んでいる」と考えるのが「常識」だろう

⑦植物や昆虫が「焼け死んだ」となるとそれらを食べていた鳥はここでは生きてゆけず、子育ても出来なり、隠れる場所もないので、出来る所に移動していってしまう。ここでの「連鎖」は断ち切られてしまう


⑧「野焼き」で生き残れるのは、ススキやササなど上が焼けても根が生き残れる種類に限られる。と言うことは、現地に行ってみれば分かるが生き残ったススキやササの単一草原になってしまう。これは「生物多様性」に反することだ。こういう単一草原になることを「自然破壊」と私は言っている。植物が生えていれば一見「自然」の様に見えるが、生物相は貧しく、砂の「サハラ砂漠」に近い

⑩「野焼き」を報道しているマスコミは、ただ「ミーチャン ハーチャン」のようにおもしろがってするのではなく、ジャーナリストらしくその「理由や影響」について「鋭いメス」をいれてほしいものだ


朝霧高原(根原地区)絶滅&危惧種
※いずれも「草原性蝶類」と言うもので、大陸と地続きの時代に日本に入ってきた。ゴルフ場、牧場、別荘などの
開発で大きく生息環境が狭められ棲息が難しくなっている

絶滅種     静岡県レッドデータブックより

 ・アカセセリ
・チャマダラセエリ
   


絶滅危惧種
     静岡県レッドデータブックより

(どこかの片隅に極
少数棲息の可能性
はあるが厳しい)

・ホシチャバネセセリ
・アサマシジミ
・ヒメシジミ
・ゴマシジミ
・ヒョウモンチョウ 

ホシチャバネセセリ

アサマシジミ

ヒメシジミ
 
 
ゴマシジミ
 
ヒョウモンチョウ

もしであるが、「野焼き」が「自然保護」になるならば、少なくとも上記「絶滅危惧種」が復活
するのではないかとも考えられるが、実際はその兆候は全くなく、「絶滅種」の方向へ進んでいる



朝霧高原(根原地区)絶滅&危惧種


 ノビタキ♂(夏鳥)

 ノビタキ♀(夏鳥)

アカモズ♂(夏鳥)

コヨシキリ♂(夏鳥) 

 ・・・オオヨシキリ♂(夏鳥)

 ホオアカ♂(漂鳥)

アオジ♂(漂鳥)
2019年夏
アカモズは富士宮市朝霧高原

それ以外は富士宮市根原
(R139西側)で 撮影

いずれも夏鳥ないし漂鳥です。コヨシキリ、アカモズ、ノビタキは静岡県唯一の繁殖地です
2019年「野焼き」が行われなかったR139西側でアカモズを除く上記繁殖を確認

5年前(2015年)大規模「野焼き」開始以後の茅場でのノビタキ繁殖有無

   2014 2015  2016   2017 2018   2019  2020
 R139西    ×  ×  ×  ×  ○ × 
 R139東    ×  ×  ×  ×  × × 

※2019年は初めてR139西側の野焼きは行われず、僅か2つがいであったがここで繁殖を始めた。野焼きがされた東側では引き続き繁殖はなかった ※2020年は両側が野焼きされており、×は5,6,7月の3回の観察結果です



朝霧高原(根原地区)絶滅&危惧種

 右の写真は2013年
茅場で撮影したもの
です。
それほど珍しい種で
はなく普通種が多い
ですが、内部の道の
縁に比較的多く咲い
ていました。
この中でタチフウロ、
ヤマトラノオ、ユウ
スゲはやや少ない
花です。
2015年大規模な野
焼きが始まって以降
種が焼失したのか殆
ど見られなくなってし
まったのが残念でな
りません
 
 
クサレダマ
 
コオニユリ
 
ハナウド
 
ヒヨドリバナ
 
ユウスゲ
 
カワラナデシコ
 
ヤマトラノオ
 
タチフウロ
 
ツリガネニンジン
 
コバギボウシ
   




文化庁「ふるさと文化財の森」指定された根原はどういう歴史があったのだろう?
平成24年指定を受けたそうです。
その定義は知りませんが、文化庁や富士宮市のホームページに書いてあると思いますのでご覧下さい。
ちょっと酷な言い方をして申し訳ないのですが、ここに住んでいる人が「文化財」の「文化」と言う意味に相応しい人ではなさそうです。願わくば「他地区の人を感情的に閉め出す」のではなく、正に名の様に「文化的」な人々になって欲しいですね。願っています。

ではどういう意味があるのでしょうか?これは私のつたない推測ですが、文化庁が全国に持っている「古民家」、例えば岐阜県白川村の「合掌造り」の屋根は茅葺きですね。この屋根何十年に一度か葺き替えなければなりません。その工事をここに住む人達が文化庁の依頼で行っているのではないかと思います。何故ならその材料がR139より200m入った壊れそうな納屋に長さ3m程の長さのアシ(カヤではないが)が大量に積み上げられているのを見ているからです。

これも全くの私見ですが、この根原という集落、恐らく千年以上昔から静岡県の富士辺りの海産物や塩を山梨県に売り歩く交易人の街道筋であったと考えられます。背負子や大八車あるいは馬に荷物を載せ、朝霧高原を北に進む、ここで食事をしたり団子を食って、時には旅籠に泊まる。甲府辺りまで行って一泊し、炭や農産物を仕入れまたこちらに戻ってくる。元々火山性の痩せた土地なので米はできず、家で食べる野菜位は作っていたのだろう。当時瓦葺きの家は僅か、殆どが藁葺きか茅葺き、目の前に生えている茅を採ってどこでも補修に行っていたのではと考えられます。「山梨県の歴史散歩」という本を読んだことがリますが、確か富士川沿いのある集落はつい最近まで、屋根職人の集落があり、全国の屋根を造りに行っていたそうです。とすればカヤの多い根原、当然「茅葺き職人」がいてもいいですね。生活のため営々と現在まで引き継がれていると考えられます。そういう経緯があって文化庁から指定されたのでしょう。
だから同じ朝霧高原にあっても、2~3㎞下で乳牛を飼って牧場を経営している専業農家の人達とは考え方や生活様式が全く違うのではと考えられます。

 
納屋に積まれた大量の茅葺きのための材料のアシ(県外から
採ったのであろうか?)※中には入らず入口から撮らせて貰った
   
茅場のススキは丈が70㎝止まり、丈は低く茎は細くヒョロヒョロだ
5年も野焼きしておきながら一向によいカヤには育たない 

以前「野焼き」が始まって暫く経った時、「野焼き」をして良いカヤを育てるのだと聞いたことがあるが、何度「野焼き」してもそうなっていない。納屋に積んであるのは朝霧高原にはないアシばかりだ。今は富士宮市が「自然保護のため」とウソをついて「野焼き」をしているが、本当の「野焼き」の目的は一体なんだろうか?皆さん一緒に考えてくれませんか?


根原地区の人は「金持ち」だ。たった1反か2反耕すために数百万円のトラクターを乗り回している。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(勿論資本主義なので個人の自由なのだが・・) 
2019年、トラクターに腰掛けて耕しているのを2台見かけてスゲエお金がある人達だなと驚いてしまいました・・)


同型ではありません。大型でこんな
感じの腰掛けて耕せるものでした

 
たった猫の額ほどの畑を耕すに数百万する
トラクターが必要であろうか?2020,5,3撮影




文化庁の「茅葺き工事」物凄くお金になるんだね!!??
それとも「野焼き」のお金の一部が・・?? まさかそんなことはないと思うが!!

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