川根町(川根本町)

二俣の大杉
榛原郡川根町二俣
八幡神社

S58町指定天然記念物
目通り 8.0M
樹高 30.0M
樹齢 300年 推定 私見

静岡市黒俣で仕事をしていると
お坊さんが通り川根町二俣にも
天然記念物のスギがあると教え
てくれたので今回来てみた
道が2つに分かれる所に大きな
看板があり、左に100M行くと大
杉入口の看板がある。そこから山
道を徒歩で5分行くと神社が見え
てくる
木は鳥居と社殿の間にデンと立
っていた
2本の木の合着かもしれない
向かって右の裏に傷みがある
久円寺の隣のおばあさんの話に
よると小学校の頃(今から60年
位前か)社殿が焼けスギにも火が
燃え移ったという。傷みはそのと
きの名残か?おばあさんは枯死
しなくてよかったと語っていた
境内には他に目通り2.5Mほど
のカシ(種不明)がある 写真左
なおお坊さんはこの近くに住み
若い頃修善寺奥院で修行をした
禅僧であるという

2002,8,16撮影

久円寺のサクラ
榛原郡川根町日掛
久円寺

S46町指定天然記念物
イトザクラ
樹高 8.0M
樹齢 300年前後 推定 私見
    看板800年

看板によれば1180年富士川の
戦いで敗れた平清久がこの地に
逃げ寺を建立した際植えたとされ
ている
木は道路を覆うように枝が伸び、
根元で2本に枝分かれしている。
向かって右が大きな空洞があり、
その空洞の中を3M上から2本の
根が下に伸びているのは珍しい
隣のおばあさんの話によれば、
石垣をとり道を広げたのが影響し
たのではと、また開花時期は例
年4月上旬であるが、年により美
しく咲く年とそうでない年があるそ
うである
私見ですが、静岡、山梨のイトザ
クラを色々見てきたが、樹齢800
年のものはないので伝承は伝承
として専門家の調査が必要と思わ
れる

2002,8,16撮影
満開を4〜5日過ぎたイトザクラ
この木は開花が早いようで近くの
ソメイヨシノは満開であった




2003,4,9撮影

大札山自然公園のツガ、ブナ他  
 
ツガ1                                 ブナ1
 
シナノキ 目通り2.5M 樹高15.0M                          ツガ2

展望台より
    
                                      川根大仏 (智満寺)
   
ロッジおろくぼへの分岐                     尾呂久保集落               駐車場より大札山方面 右はトイレ

途中分岐 山頂はどちらも可
右の道は斜面に付いたやや歩きにくい道だ。
斜面がきつい所には鉄の保安柵が付いている。
冬、雪のあるときは要注意だろう。

尾根分岐
右に行けばアカヤシオがあるという

ウリハダカエデ
駐車場の所に同程度のものが5本ほどあるのが
珍しい。目通り1.3M 樹高8.0M

キハダ

ミズキ

ヒメシャラ1

モミ

シロヤシオ

ハリギリ

コハウチワカエデ

イタヤカエデ

左ウラジロモミ 右カヤ

クマシデ

黄金?に輝くヒメシャラ2

ナツツバキ

ブナ2
やせ尾根に直径40〜50pのもの5本

クリ
自生のクリとしては大きい方だ 目通り2.0M
根元で2股に分かれている

ミズメ
カバノキ科

ブナ3
榛原郡川根本町水川
大札山自然公園

ツガ1
目通り 2.5M
樹高 15.0M

ツガ2
目通り 2.0M
樹高 15.0M

ブナ1
目通り 2.7M
樹高 15.0M

ブナ2
目通り 1.5M 最大
樹高 15.0M 最大

ブナ3 2番目の太さ 根元に小さなロがある
目通り 2.0M
樹高 15.0M

最近は東部方面の見学が多かったが、8/17の
下見に続き、久し振りに大井川中流にやってきた。
この付近は調べてみると、2000年1月以来だ。
その時大札山手前のロッジおろくぼまでドライブし
た記憶がある。
愛読のHP「山岳巡礼」の日本三百名山の高塚
山・蕎麦粒山によれば、山伏段から蕎麦粒山に
僅かで登れブナもあると書かれているが、大札山
から先は落石があるダートな道なので、どちらに
登るか迷ったが大札山に登ることにした。


駐車場から見ると大札山は標高差で200M足ら
ずで、わけないように見える。どんな木が出てく
るか楽しみだ。道は最初ヒノキの植林帯に、歩き
やすい木の階段が付いている。
しばらく行くと、自然林に変わり、樹種の看板が付
いた様々な木を楽しむことができる。これは凄い。
日本の温帯林を代表する木のオンパレードだ。
この山は「自然公園」という名が付いているが、こ
の「自然」という意味が樹種が豊かという意味に私
には解釈できる。ツガとブナ以外は決して大木で
はないが、ページにはその豊富さを知ってもらうた
め、看板入りの写真をできる限り載せることにした。
これ以外にも何種類かはあった。日本の温帯林の
自然とは「こういうものだ」という見本であろう。僅か
にこのように残ったことを、喜ぶべきか?それとも
悲しむべきか?「イチオシ」にしましたので是非一
度訪れることをお勧めいたします。
駐車場のところの案内看板によれば、4月には
アカヤシオ、5月にはシロヤシオが咲くようです。
アカヤシオはまだ見たことがないので、再度訪
れたいと思いました。

アクセス
R473,R362田野口に大きな道標看板がある。
智満寺まで200M、おろくぼまで20分、駐車場
まで15分。
登山は道草で登り1時間掛かってしまったが、こ
の半分位で着くだろう。

2009,8,20撮影

大札山のアカヤシオほか 
   
PHOTO1(最初に見たアカヤシオ、花が少なく意外であった・・・)   PHOTO4(ここには3本あった、背後は蕎麦粒山)

PHOTO2(ここのは4本あり太いが、花は盛りを過ぎていた。背後左日本三百名山高塚山、右蕎麦粒山)

PHOTO3(ここにも3本あった)


PHOTO5(ここには大きいのが1本あった。背後左奥残雪の黒法師岳?、その右丸盆岳か?)
    
PHOTO6(ここには2本あり、右は咲き誇るアカヤシオ。花弁が5枚ある)
   
PHOTO7(ここには2本、細いがやや白っぽい花を一杯付け      ツガ(このツガも根や枝が何故か傷んでいた)
一番綺麗であった。左にはトウゴクミツバツツジが咲き始めていた)                                ・
 
・                                                        北尾根のマンサク

芽吹きの始まったばかりの登山道は気持ちがいい

前回撮り忘れた木です。左からタンナサワフタギ、イヌシデ、コハクウンボク

リョウブ

ホウノキ

こちらが近道だが、アップダウンあり
榛原郡川根本町
大札山北尾根

ツガ
目通り 2.7M
樹高 20.0M
傷みがきている

昨日からの大雨注意報も朝方には解除
され、雨は止んだのでまだ見たことのな
いアカヤシオの花を大札山に見に行くこ
とにした。国1バイパスを通り島田から大
井川を遡る。
川根本町に来る道の両側にある茶畑は
今年は寒かったのか芽が伸びず摘み取
りは済んでいなかった。先週訪れた藁科
川の坂ノ上とは水系一つ隔てただけで
大きな違いだ。
林道を上り大札山の駐車場に車を止め
る。この辺りは芽吹きがやっと始まったば
かりだ。よく整備された登山道を北尾根
の分岐を目指して歩き始める。前回撮り
損ねた樹種の看板を注意して登る。
尾根の分岐の少し手前の所にアカヤシ
オが花を咲かせて3本ほど立っていた。
花の数は少なく、今朝までの雨の影響
か花は下を向き萎み加減だ。花がもっと
多く、満開を予想していたのでアレレと
いう感じになってしまった。
そして北尾根を少し下った所に2番目の
群生のアカヤシオが4本咲いていた。こ
このは木は大きいが花数は少なく盛りを
過ぎていたようだ。
天気もよく風もなく穏やかな所で食事と
する。小鳥のさえずりが聞こえる。北に
は蕎麦粒山とその西に三百名山の高塚
山が見える(高塚山は三百名山としては
少し物足りないという意見もあるようだが※
)。更に下ると尾根の西はヒノキが植林さ







れていた。所々にアカヤシオがあり花を
付けている。尾根が痩せ始め小さなピー
クが3つほどあった。そんな尾根に小さ
なアカヤシオが所々に咲いている。しか
し花はこちらの方が数も多く満開に近い。
遠くに残雪の南アルプス前衛の山が見
える。
登ったり下りたり4つ目のピークを過ぎた
所に今日一番のアカヤシオが咲いてい
た。やや白っぽい花を一杯付けていた。
満足のいく一枚だ。
5つ目のピークの所にはツガの大木が立
っていた。しかしこのツガは傷みがきてい
る。周りのツガも枯れたり同じように傷みが
きている。原因は分からない。
福島県から兵庫県まで分布のアカヤシオ
は今回初めてみたが、分布が限定的で
極めて貴重な木であるように感じた。静
岡県ではここと、寸又奥の朝日岳、春野
の岩嶽山などにあるという。

アクセス
写真や休憩、食事を取って全行程で3
時間半ほど掛かった。
アカヤシオだけを見るのであれば、下り
た方の道標から登るのも一つの手ではあ
るが、こちらの尾根はアップダウンが多
い。やはり一周するのがよいであろう。


2010,4,28撮影


※高塚山について・・名誉のため書きま
すが、その後HP「欽ちゃんの山のぼり
白い色の花−」を見ていたら、高塚山
にはシロヤシオが5/10頃沢山咲いて
いる写真が載っていた。三百名山の選
定に当たってこの点も評価されたのだ
ろうか?私も咲く時期に一度登りたくな
ってしまった・・・(2010,5,14記)












高塚山手前のブナ、シオジ、シナノキ他  

静大研究施設前のシナノキ1                        同ブナ1

山伏段駐車場のミズナラ

林道のナナカマドの花

林道ガレ場のシロヤシオ1

林道ガレ場のシロヤシオ2

林道ガレ場のトウゴクミツバツツジの群生

ブナ2                シオジ1

シオジ2                   シオジ3

シオジ4(最大)              根元で分岐のシナノキ2
     
斜めのオオイタヤメイゲツ1                               枯死したシナノキ(目通り4.0Mもある)
・                                              生きていれば最大だ

シナノキ3                  シナノキ4

モミ                     シナノキ5

ブナ3                 シナノキ6

シナノキ7                      オオイタヤメイゲツ2

トウヒ?であろうか 根元にはシロヤシオの大木が

その葉(望遠で撮す)


登山道のムシカリの花
この時期花は少ないので目立つ

シナノキ8                    蔦が絡んだシナノキ9

目印になる三ツ合山山頂付近のブナ4



登山口入口


五樽沢コルから次のピークへの道 やや背の高い笹。典型的な温帯林の原生林だ

三ツ合山1つ手前のピーク辺りからミヤコササであろうか?それとも笹枯れか?背の低いササに変わる※。 シロヤシオも多い。
安倍奥最高峰山伏を歩いているような雰囲気だ。 ※「平ちゃんのHP」では笹が深かったとの記載あり。

南を見ると行かなかったが右に高塚山、左に先月に訪れた大札山が台形に見える

北を見ると南ア深南部の山々が見える(三ツ合山にて)
左から黒法師岳、丸盆岳、少し離れて前黒法師岳、その後ろ微かに大無間山、小無間山であろうか?
榛原郡川根本町
山伏段から高塚山手前の三ツ合山まで

シナノキ1
目通り 2.3M 実測値
樹高 15.0M

シナノキ2
目通り 3.0M
樹高 20.0M

シナノキ3〜10
目通り 2.0M〜2.5M
樹高 20.0M前後
これ以外にも沢山あります

ミズナラ
目通り 3.0M 実測値
樹高 20.0M
大木はこれ1本のみ

ブナ1
目通り 2.4M 実測値
樹高 15.0M
1本の幹が折れている

ブナ2
目通り 2.4M
樹高 25.0M

ブナ3
目通り 2.7M
樹高 20.0M

ブナ4
目通り 2.0M
樹高 10.0M

シオジ1〜4
目通り 2.0M〜2.5M
樹高 25.0M

オオイタヤメイゲツ1
目通り 3.0M
樹高 10.0M
斜めに生えている
コル手前

オオイタヤメイゲツ2
目通り 2.7M
樹高 20.0M
なかまか立派な木です

モミ
目通り 3.0M
樹高 25.0M
落ち葉で確認しました

トウヒ?
目通り 2.7M
樹高 20.0M
葉の写真ではツガやコメツガでもなさ
そうです


山伏段駐車場と蕎麦粒山(背後)
車の後ろに大きなミズナラが見える
前項で高塚山のことに触れたが、書いて
いる途中でシロヤシオが沢山あることが
分かったので是非見たくなってやって来
た。
大札山先からはダートな道になり、山伏
段に近づくにつれて道は益々悪くなる。
四駆で走りたい所だ。
山伏段に来ると車が10台ほど止まってい
た。自宅からの走行距離は75qを指して
いた。
蕎麦粒山を通るとかなり下ってしまうので、
林道を進み途中から尾根に取り付くことに
する。
その前に駐車場から東、八丁段の道標を
少し歩いてみた。ブナやシナノキなどの
大木があり、静岡大学の演習林になって
いる。また駐車場には大きなミズナラが1
本立っていた。
ゲートの前に車を止め歩き始める。この
林道はいつできたか知らないが、北を見
ると黒法師岳の方まで続いているようだ。
しかし急な斜面に造られているので、落
石や歩くことはできるがガレや崩壊箇所
が多い。今は全く通行には使われていな
いようだ。何十億掛けて造った道が全く無
駄になってしまう。補修などで相当な金の
かかる金食い虫になっているかもしれな
い。観光にも使えないし、急峻で植林にも
向いていないし、原生林を切れば環境面
から問題が生じてしまう。
歩いていると高齢者の10人ほどのパーテ
ィーが下りてきた。高塚山から戻ってきた
という。シロヤシオのことを聞くと尾根には
全く咲いていないという。この先のガレ場
に1本咲いていると教えてくれた。「おろく
ぼ」に一泊したのであろう。昨日は大札山
に行ったそうだがそちらは満開だったそう
だ。今年は寒く、これからのようだ。「欽ちゃ
んのページ」では2005年5月11日の写
真では相当落花しているのだが・・・。
そのシロヤシオだが20〜30M上のガレ場
に確かに1本ではなく2本満開で咲いてい
た。付近にはトウゴクミツバツツジの群生も
ある。あの紫色の花はいつ見てもさわやか
だ。
林道を3qほど歩いた所に五樽沢コルの道
標があり登り始める。いきなり大きなブナが
立っていた。その先にもやや細いのがもう1
本。更に進むとまた大木が見えてきた。単
幹で細い縦の切れ込みがあり直ぐシオジと
分かったがこんな所にあるとは予想外だ。
よく考えると水はないが窪んだ砕石のガレ
場で水持ちがいいのかもしれない。大木は
4本あったが一番上のが太かった。そこに
は二股のシナノキがある。高度差100M
ほどでコルであるがその手前にオオイタヤ
メイゲツの大木とシナノキのこれは巨木で
あるが立っていた。しかし帰りによく見ると
落葉ではなく枯死していた。
コルからは西の高塚山に向け尾根道を進
む。典型的な温帯林の原生林だ。下はサ
サ、周りにブナ、モミ、シナノキなどが適度
な配置で立っている。特にシナノキが多い
のは予想外だ。笹が低くなる辺りからはシ
ロヤシオの大木がかなりあるが、輪生状に
付けた5枚の葉のみで蕾であった。それと
原生林の素晴らしさは木ばかりではない。
五樽沢コルや1525Mピーク付近ではコ
マドリが、次の1610Mピークでは沢もな
いのにミソサザイが美しい声で鳴いてい
た。原生林にのみいる鳥だ。
下りてきた夫婦の登山者に聞くと高塚山ま
で往復1時間は掛かるという。アップダウン
の少ないなだらかな尾根歩きであるが意外
と距離が長い。帰りの時間があるので三ツ
合山で引き返すことにした。駐車場の所に
戻ったのは4時であった。11時40分から歩
き始めたのでのんびりハイクとはいえ相当
な時間が掛かってしまった。
三百名山の選定の基準は知らないが、山
の歩き方にはそれこそ色々あり、選定に当
たって全く別の結果が生じるのだろう。山
頂が狭く眺望もない高塚山までは行かなか
ったが、自然が好きで樹木見学をしている
私にとっては「こんな尾根道を歩きたかった
」そのもので、この尾根道があるだけで三百
名山の名に恥じない山であるように感じた。


五樽沢コル分岐の道標
手前はシナノキ?の切り株(直径1Mあり)

三ツ合山分岐の道標

シオジの葉(奇数羽状複葉)の模写図
アクセス
蕎麦粒山経由はアップダウンがあり林道経由も
比較的距離があるので注意下さい。危険な所
はありません。
足に自信のある方はこのコース2時間位で往
復してしまうのかもしれない。蕎麦粒山経由な
らもっと楽しめるだろう。

2010,5,18撮影


梅地のタブノキ
 
根元 幹の1本が切られていた                        遠景(真ん中の背が低い木と思われる。右はスギ)
 
                            こうちじぞう、平成13年、現在地に移築。貞享2年(1685年)の銘の地蔵様(多分真ん中黒っぽいのもの) 
                            詳しい由緒看板があります。

この大きな看板もすぐ側にありました。神楽の開催は何時でしょうか?
榛原郡川根本町梅地269−1
所有者佐藤さん

幹周囲 5.0M
樹高 10.0M
制定樹齢 300年超

渡辺典博著「巨樹・巨木」P177を見て
やって来た。
本によれば日本で5番目に大きなタブ
で幹周り8M、樹高18Mと書かれてい
たが、来てみると幹の1本それも一番
太いのが枯れたのか根元で切られて
おりどうもそこまではなさそうだ。
見学の後すぐ近くの河内地蔵堂を見学
した。

2010,12,17撮影



岩瀧不動堂のモミ
  
モミと岩瀧不動堂                      不動の滝
 
  不動堂から見る湖面(南向き)                         ダム正面

昔この辺りは犬間村と言ったようだ
榛原郡川根本町
長島ダム
岩瀧不動堂

目通り 4.0M
樹高 15.0M
太さは県下ではトップクラス

接岨峡から大井川を下ってくると
左に長島ダムが見えてきた。静岡
に住んでいてもこの辺りに来るの
は2回目で、以前はダムは建設中
だったのかダムを初めて見たような
気がする。ダムに付いては賛否両
論あるが一面なかなか景色はいい
ように感じた。
その途中にこのモミは立っていた。
自生であろうが偶然というか脇に不
動堂が立っていて、また向えには
不動の滝が華を添えている。

2010,121,17撮影